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2022年06月14日 令和4年第3回定例会(第2号) 名簿
2022年06月14日 令和4年第3回定例会(第2号) 本文

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  1. 宇佐市議会 2022-06-14
    2022年06月14日 令和4年第3回定例会(第2号) 本文


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    最終取得日: 2023-03-29
    2022年06月14日:令和4年第3回定例会(第2号) 本文 (296発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (二日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  ウクライナ代表の相撲チームが、アメリカ合衆国で開催されるワールドゲームズに出場するため、このたび、宇佐市で合宿をしておりました。  明日、本市を離れるに当たり、御礼の御挨拶のため表敬訪問をしていただいておりますので、ここで、議会の再開に先立ち入場を許します。  なお、これから先の進行は、文化・スポーツ振興課長が行います。  議員並びに執行の皆さんは、御起立をいただき、盛大な拍手で選手の皆さんをお迎えください。  (ウクライナ代表の相撲チーム 表敬訪問) ◯議長(衛藤博幸君)ただいま出席議員は二十一名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  令和四年六月第三回宇佐市議会定例会を再開いたします。  開議に先立ち、議会運営委員会の結果について報告を求めます。  議会運営委員長 河野睦夫君。 ◯議会運営委員長(河野睦夫君)皆さん、おはようございます。議会運営委員長の河野でございます。  議会運営委員会の結果について御報告をさせていただきます。  本日、議会運営委員会を開催し、本日の議事日程の追加について協議いたしました結果、執行部より提出のありました追加議案、議第三十五号 令和四年度宇佐市一般会計補正予算(第三号)及び議第三十六号 宇佐市廃棄物の適正処理及び再利用等に関する条例の一部改正についての二件を本日の日程に追加すべきものと決定いたしました。  なお、変更後の議事日程につきましては、タブレットに掲載のとおりであります。  以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、市政一般に対する質問となっておりますが、ここで、本日の議事日程の追加についてお諮りいたします。
     タブレット掲載の追加議案書のとおり、市長から、議第三十五号 令和四年度宇佐市一般会計補正予算(第三号)と、議第三十六号 宇佐市廃棄物の適正処理及び再利用等に関する条例の一部改正についての二件が提出をされました。  この際、議第三十五号及び議第三十六号の二件を本日の日程に追加したいと思いますが、これに御異議ありませんか。  (「異議なし」との声あり) ◯議長(衛藤博幸君)御異議なしと認めます。  よって、議第三十五号及び議第三十六号の二件を本日の日程に追加することに決しました。  変更後の議事日程は、タブレットに掲載のとおりです。   ~ 日程第一 追加議案一括上程(議第三十五号及び議第三十六号) ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、追加議案の議第三十五号 令和四年度宇佐市一般会計補正予算(第三号)と、議第三十六号 宇佐市廃棄物の適正処理及び再利用等に関する条例の一部改正についての二件を上程し、議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。  提案理由について御説明をいたします。  議第三十五号は、令和四年度宇佐市一般会計補正予算(第三号)の件でございますが、今回の補正額は四億七千八百七十万円の増額で、累計予算額は三百十七億四千二百七十万円となります。  今回の補正予算案は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(コロナ禍における原油価格・物価高騰対応分等)を活用し、市民生活を支援する水道料金減免事業や指定ごみ袋購入支援事業に加え、子育て世帯の負担軽減を図る学校給食費負担軽減事業や幼児教育・保育施設等物価高騰緊急支援事業などのほか、農林水産事業者を支援する園芸作物資材購入等補助事業などや商工事業者を支援する地域消費喚起プレミアム商品券支援事業などを追加するものであります。  また、感染防止・アフターコロナ対策として、住民票・印刷証明コンビニ交付事業のサービス拡充や小中学校における遠隔授業等に必要なタブレット購入に係る費用などを計上いたしております。  主な歳出補正の内容につきましては、生活者や事業者の負担軽減策として水道料金減免事業九千八百万円、指定ごみ袋購入支援事業四百二十一万円、学校給食費負担軽減事業一億七十七万円、幼児教育・保育施設等物価高騰緊急支援事業九百十六万円、園芸作物資材購入等補助事業二千七百万円、地域消費喚起プレミアム商品券支援事業一億六千百十万円を計上いたしております。  また、感染防止・アフターコロナ対策として住民票・印鑑証明コンビニ交付事業二千二百四十万円、小中学校教育システム最適化事業一千九百三十三万円を計上いたしております。  主な歳入補正の内容につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に係る国庫支出金が三億八千五十六万円、地域消費喚起プレミアム商品券支援事業に係る県支出金が一億八百六十三万円の増額となっております。  続きまして、議第三十六号は、宇佐市廃棄物の適正処理及び再利用等に関する条例の一部改正についての件でございますが、これはコロナ禍における物価高騰の影響を受けた生活者の負担軽減を図るため、令和四年十月一日から令和五年三月三十一日までの間、家庭廃棄物処理手数料を減額する措置を講じるため、改正を行うものであります。  以上をもちまして、提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。   ~ 日程第二 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第二、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(令和四年六月十四日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十七番   │一、院内町高並地区の水路補修について   │市長    ┃ ┃大隈尚人君 │  小稲、下船木、上船木の水路の測量は  │      ┃ ┃      │ 終わったと思うが、その後の対応は。   │      ┃ ┃      │二、高齢者対策について          │      ┃ ┃      │  現在、食配サービスは週五日ですが、  │      ┃ ┃      │ 週七日にできないか。          │      ┃ ┃      │三、県外及び県内からの転入対応について  │      ┃ ┃      │ (1)県外からと県内からとでは支援内容に  │      ┃ ┃      │  違いがあるか。            │      ┃ ┃      │ (2)転入に際して支援内容の説明はどのよ  │      ┃ ┃      │  うになされているのか。        │      ┃ ┃      │四、青パトについて            │      ┃ ┃      │ (1)青パトの巡回結果をどのように対応し  │      ┃ ┃      │  ているか。              │      ┃ ┃      │ (2)季節毎でパトロール時間の変更はでき  │      ┃ ┃      │  ないか。               │      ┃ ┃      │五、給食費について            │      ┃ ┃      │  材料等の高騰が続いているが、給食費  │      ┃ ┃      │ の値上げを考えているのか。       │      ┃ ┃      │六、院内町二日市の案内看板について    │      ┃ ┃      │  交差点改良工事完了後も、取り外され  │      ┃ ┃      │ たまま未だ設置されていないが、再設置  │      ┃ ┃      │ の時期は。               │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃五番    │一、水路の維持管理に係る地元負担につい  │市長、副市長┃ ┃中本 毅君 │ て。                  │教育長および┃ ┃      │  市内各地における水路の維持管理状況  │担当部課長 ┃ ┃      │ は。費用の地元負担分については、低廉  │      ┃ ┃      │ な負担率であっても、絶対額が地元にと  │      ┃ ┃      │ っては大きな負担である場合もあるが、  │      ┃ ┃      │ 市の認識は。例えば、本町地区や木内地  │      ┃ ┃      │ 区の状況は。              │      ┃ ┃      │二、市役所の軽乗用車について。      │      ┃ ┃      │  市役所の駐車場には相当な台数の軽乗  │      ┃ ┃      │ 用車が停まっているが、車検等の費用も  │      ┃ ┃      │ 嵩むだろうし、それほどの台数が必要な  │      ┃ ┃      │ のかという市民の声がある。部署間の連  │      ┃ ┃      │ 携促進により車の使用状況を調整できれ  │      ┃ ┃      │ ば、現状よりも保有台数を減らせるので  │      ┃ ┃      │ はないか。市の考えは。         │      ┃ ┃      │三、物価高騰について。          │      ┃ ┃      │  物価が全体的に上昇傾向であり、品目  │      ┃ ┃      │ によっては高騰している状況である。困  │      ┃ ┃      │ 難を抱えている消費者や事業者が多い   │      ┃ ┃      │ が、市の現状認識および対応方針は。   │      ┃ ┃      │四、多文化共生について。         │      ┃ ┃      │  コロナ禍の影響を含め、多文化共生に  │      ┃ ┃      │ 関する市内の現状と課題は。日本語教室  │      ┃ ┃      │ の指導者や学習者に対して、市は十分な  │      ┃ ┃      │ 支援ができているか。          │      ┃ ┃      │五、畜産業の振興について。        │      ┃ ┃      │  市内における畜産の概況は。新規畜産  │      ┃ ┃      │ を促進する仕組みはあるか。       │      ┃ ┃      │六、農業の振興について。         │      ┃ ┃      │  農業用機械やビニールハウスなどに対  │      ┃ ┃      │ する固定資産税が、新規就農を阻害する  │      ┃ ┃      │ ような状況が生じていないか。近年、後  │      ┃ ┃      │ 出しで五年遡及の課税が行われた事例は  │      ┃ ┃      │ ないか。農業者と行政の共存共栄につい  │      ┃ ┃      │ て、市の考えは。            │      ┃ ┃      │七、宇佐市フィルムコミッションについ   │      ┃ ┃      │ て。                  │      ┃ ┃      │  今年度の活動内容は。また例えば、年  │      ┃ ┃      │ 度内に短編や長編で複数の映画撮影が市  │      ┃ ┃      │ 内で行われる場合に、十分な対応が可能  │      ┃ ┃      │ であるか。               │      ┃ ┃      │八、宇佐市イメージソング「未来色の風」  │      ┃ ┃      │ について。               │      ┃ ┃      │  本年二月にも一般質問で扱ったが、市  │      ┃
    ┃      │ 民の方々が自発的に編曲を申し出て下さ  │      ┃ ┃      │ り、YouTube動画もできた。毎日  │      ┃ ┃      │ 新聞や朝日新聞にも取り上げられてい   │      ┃ ┃      │ た。是永市長もおっしゃるように、若い  │      ┃ ┃      │ 人にも親しんで頂き、もっともっと定着  │      ┃ ┃      │ することを小職も願っている。市の方針  │      ┃ ┃      │ は。                  │      ┃ ┃      │九、子供たちの居場所における熱中症対策  │      ┃ ┃      │ について。               │      ┃ ┃      │  うさ児童館を先日再び訪れたところ、  │      ┃ ┃      │ 遊具や全般的な環境の充実度合いに改め  │      ┃ ┃      │ て感心した。職員の方との立ち話で、コ  │      ┃ ┃      │ ロナ対応の換気等を行いながら、熱中症  │      ┃ ┃      │ につながる室内の高温対策にも腐心され  │      ┃ ┃      │ ていることがわかった。うさ児童館に限  │      ┃ ┃      │ らず、子供たちの居場所となっている市  │      ┃ ┃      │ 立施設において、熱中症対策の状況は。  │      ┃ ┃      │十、防災施策における大学との連携につい  │      ┃ ┃      │ て。                  │      ┃ ┃      │  市は防災に関して各種積極的に取り組  │      ┃ ┃      │ んでいるが、報道によれば大学と連携し  │      ┃ ┃      │ た意欲的な取り組みも行なわれているよ  │      ┃ ┃      │ うだ。大学が有する先端的な知見を取り  │      ┃ ┃      │ 入れることは有益である。大学との連携  │      ┃ ┃      │ による取り組みの現状と、今後の方針   │      ┃ ┃      │ は。                  │      ┃ ┃      │十一、宿泊施設の確保対策について。    │      ┃ ┃      │  市内ではホテルの撤退など宿泊施設が  │      ┃ ┃      │ 減少傾向にあるが、市の現状認識および  │      ┃ ┃      │ 対応方針は。また、農泊家庭もコロナ禍  │      ┃ ┃      │ の影響を大きく受けて苦しんできたが、  │      ┃ ┃      │ 引き続き農泊の振興も図れないか。    │      ┃ ┃      │十二、新成人を狙う特殊詐欺について。   │      ┃ ┃      │  民法の一部改正により、本年四月より  │      ┃ ┃      │ 成年年齢が十八歳に引き下げられた。十  │      ┃ ┃      │ 八歳や十九歳の新成人を狙った特殊詐欺  │      ┃ ┃      │ や「うまい儲け話」の勧誘が行われてい  │      ┃ ┃      │ ないか心配だが、市の認識は。      │      ┃ ┃      │十三、夜間歩行者の交通安全について。   │      ┃ ┃      │  夜間の歩行者に反射材の着用を積極的  │      ┃ ┃      │ に呼び掛けては。自動車の運転手は歩行  │      ┃ ┃      │ 者に対して当然注意を払うべきだが、歩  │      ┃ ┃      │ 行者が黒っぽい服装で夜間に散歩してい  │      ┃ ┃      │ る場合もある。積極的に啓発を行うこと  │      ┃ ┃      │ は、交通事故を未然に防ぎ、歩行者を救  │      ┃ ┃      │ うことにつながる。市の認識は。     │      ┃ ┃      │十四、不妊治療の保険適用拡大について。  │      ┃ ┃      │  本年四月から、不妊治療における健康  │      ┃ ┃      │ 保険の適用範囲が拡大され、これまで保  │      ┃ ┃      │ 険適用外だった人工授精や顕微授精を含  │      ┃ ┃      │ む体外受精で、健康保険が使えるように  │      ┃ ┃      │ なった。市は積極的な啓発を行なって   │      ┃ ┃      │ は。                  │      ┃ ┃      │十五、人権啓発について。         │      ┃ ┃      │  外見によって人物の価値をはかる「ル  │      ┃ ┃      │ ッキズム」に対して、市の基本的な姿勢  │      ┃ ┃      │ は。                  │      ┃ ┃      │十六、生涯学習の環境充実について。    │      ┃ ┃      │  現代社会では、「人生百年時代」とい  │      ┃ ┃      │ われるほど長寿化が進み、スマートフォ  │      ┃ ┃      │ ンなどICT(情報通信技術)の飛躍的  │      ┃ ┃      │ な発展により社会変動が加速し続ける中  │      ┃ ┃      │ で、学び続け、成長し続ける重要性は増  │      ┃ ┃      │ していると考える。現代社会には、いつ  │      ┃ ┃      │ でも・どこでも・何歳でも学べる良質な  │      ┃ ┃      │ 教育・研究環境が存在し、学ぶ喜びに満  │      ┃ ┃      │ ちた日々を過ごしている人も多い。この  │      ┃ ┃      │ 時代に、市教委は生涯学習をどのような  │      ┃ ┃      │ 方針で推進していくのか。        │      ┃ ┃      │十七、地籍調査について。         │      ┃ ┃      │  地籍調査はこれまで着実に実施されて  │      ┃ ┃      │ きたが、市の現状認識および今後の方針  │      ┃ ┃      │ は。                  │      ┃ ┃      │十八、市内における武力攻撃や大規模テロ  │      ┃ ┃      │ に備えた国民保護、並びに平和教育につ  │      ┃ ┃      │ いて。                 │      ┃ ┃      │ (1)とある子育て中のお母さんの声を聴い  │      ┃ ┃      │  た。「子供の頃に学校で先生に教えら  │      ┃ ┃      │  れた通りに、私もただ戦争反対を唱え  │      ┃ ┃      │  ていた。しかし、北朝鮮や中国のニュ  │      ┃ ┃      │  ースを見て疑問を抱き続け、ロシアに  │      ┃ ┃      │  よるウクライナ侵略を見て『私は平和  │      ┃ ┃      │  ボケだった』と決定的に反省した。人  │      ┃ ┃      │  権無視の国や、日本が戦争したくなく  │      ┃ ┃      │  ても侵略戦争を仕掛けてくる国がある  │      ┃ ┃      │  かもしれないという当たり前のことに  │      ┃ ┃      │  気づいた。日本は今の体制では自国を  │      ┃ ┃      │  守りきれないかもしれない。私は子や  │      ┃ ┃      │  孫の世代に対しても無責任でいたくな  │      ┃ ┃      │  い。どうしたら良いのだろうか」とい  │      ┃ ┃      │  う趣旨のお声だった。世界の現実を直  │      ┃ ┃      │  視する姿勢や、自らの身を守る姿勢   │      ┃ ┃      │  は、宇佐市における国民保護や平和教  │      ┃ ┃      │  育にも必要だと考えるが、市や市教委  │      ┃ ┃      │  の認識は。              │      ┃ ┃      │ (2)平成十九年に「宇佐市国民保護計画」  │      ┃ ┃      │  が策定されているが、武力攻撃や大規  │      ┃ ┃      │  模なテロなどが発生した場合に、市が  │      ┃ ┃      │  国・県・関係機関等と連携・協力し   │      ┃ ┃      │  て、迅速・的確に住民の避難や救援な  │      ┃
    ┃      │  どを行う上で、この計画は実効的なも  │      ┃ ┃      │  のになっているか。実効性に関して、  │      ┃ ┃      │  訓練や実験などを通じた検証や改善   │      ┃ ┃      │  を、市は継続的に実施しているか。   │      ┃ ┃      │ (3)内閣官房は関係省庁と連携し、避難施  │      ┃ ┃      │  設のうち弾道ミサイル攻撃による爆風  │      ┃ ┃      │  等からの直接の被害を軽減するための  │      ┃ ┃      │  一時的な避難先として、コンクリート  │      ┃ ┃      │  造りの堅ろうな建築物や地下施設の指  │      ┃ ┃      │  定を推進しているが、宇佐市で現在該  │      ┃ ┃      │  当する施設や今後該当しそうな施設は  │      ┃ ┃      │  あるか。               │      ┃ ┃      │ (4)精度の低い弾道ミサイル攻撃により、  │      ┃ ┃      │  宇佐市に流れ弾、破片や爆風が届くよ  │      ┃ ┃      │  うな場合に、市民はどこに避難して身  │      ┃ ┃      │  を守れば良いのか。また例えば、再生  │      ┃ ┃      │  して運用可能な防空壕はあるか。    │      ┃ ┃      │ (5)住宅新築やリフォームの際に核シェル  │      ┃ ┃      │  ターを設置する市民に対して補助制度  │      ┃ ┃      │  を設けられないか、という市民の声が  │      ┃ ┃      │  ある。他の市町村にない付加価値を模  │      ┃ ┃      │  索して、より安心して暮らせる宇佐市  │      ┃ ┃      │  にすることで、移住者・定住者の増加  │      ┃ ┃      │  につながるのではないか。検討して   │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (6)平和ミュージアムの展示において核シ  │      ┃ ┃      │  ェルターや防弾チョッキ等を扱い、世  │      ┃ ┃      │  界の現実を直視しつつ侵略者から自ら  │      ┃ ┃      │  の身を守る観点においても、有意義な  │      ┃ ┃      │  平和学習ができる施設にしては。    │      ┃ ┃      │ (7)ウクライナ相撲代表チームの合宿受け  │      ┃ ┃      │  入れや、それに伴う、ふるさと納税制  │      ┃ ┃      │  度を活用した合宿経費の寄附募集につ  │      ┃ ┃      │  いては、宇佐市ならではの特色ある支  │      ┃ ┃      │  援の取り組みだと感じている。市の支  │      ┃ ┃      │  援目的は。              │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃四番    │一、周辺地域対策について         │市長、教育長┃ ┃若山雅敏君 │ (1)これまでの主な周辺部対策はどのよう  │および   ┃ ┃      │  なものを行ってきたのか。その総括と  │担当部課長 ┃ ┃      │  今後の周辺部対策の考え方について、  │      ┃ ┃      │  市の認識は。             │      ┃ ┃      │ (2)若者定住促進住宅の建設について計画  │      ┃ ┃      │  が止まっている状況であるが、今後、  │      ┃ ┃      │  建設に向けての取り組みは。      │      ┃ ┃      │二、物価が上がり続けている状況の中、燃  │      ┃ ┃      │ 料費や農業用肥料・飼料・薬剤、また、  │      ┃ ┃      │ 漁業や林業についても経費が大きく値上  │      ┃ ┃      │ がりしている。農林水産業に携わる方々  │      ┃ ┃      │ に対する、国や県、または市独自の支援  │      ┃ ┃      │ 及び対策等について。          │      ┃ ┃      │三、グリーンパークホテルうさや宇佐ホテ  │      ┃ ┃      │ ルリバーサイドの閉鎖等で、市内のホテ  │      ┃ ┃      │ ル等宿泊施設が減少しており、観光や経  │      ┃ ┃      │ 済等の影響も含め大打撃である。市は、  │      ┃ ┃      │ ホテル誘致に対する助成拡大等を打ち出  │      ┃ ┃      │ して来たが、コロナ禍の影響もあり成果  │      ┃ ┃      │ が出てない。早急に何かの対策をすべき  │      ┃ ┃      │ ではないか。また、誘致等に対する今後  │      ┃ ┃      │ の見通しは。              │      ┃ ┃      │四、小中学校の教職員等の配置状況につい  │      ┃ ┃      │ て                   │      ┃ ┃      │ (1)今年度の配置は全て予定通りに充足さ  │      ┃ ┃      │  れている状況なのか。また、県費や市  │      ┃ ┃      │  費の会計年度任用職員等の配置状況は  │      ┃ ┃      │  どうか。               │      ┃ ┃      │ (2)充足されていなければ、市教委及び県  │      ┃ ┃      │  教委は今後、どう対応していくのか。  │      ┃ ┃      │五、近年、自治体職員に対する威圧的で理  │      ┃ ┃      │ 不尽な要求や言動、毎日のように名指し  │      ┃ ┃      │ での電話をかけ同じ内容で繰り返し職員  │      ┃ ┃      │ を拘束するなどのカスタマーハラスメン  │      ┃ ┃      │ トが多くの自治体で問題になっています  │      ┃ ┃      │ が、市の認識と当市の状況及び対策は。  │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十八番   │一、中山間直接支払制度の交付金受給疑義  │市長および ┃ ┃高橋宜宏君 │ 問題について              │担当部課長 ┃ ┃      │  昨年七月、全国紙の一面トップで市内  │      ┃ ┃      │ 某地区での中山間の交付金受給疑義問題  │      ┃ ┃      │ が指摘された。これを受け令和三年九月  │      ┃ ┃      │ 定例会で、直接支払制度における院内町  │      ┃ ┃      │ の二地区(A地区とB地区)の不透明な  │      ┃ ┃      │ 交付金の支払われ方について問題提起し  │      ┃ ┃      │ た。この時、B地区に農水省から依頼を  │      ┃ ┃      │ 受け、県が八月二十六日に調査に来たと  │      ┃ ┃      │ の答弁があった。さらに代表者が管理者  │      ┃ ┃      │ に内容の説明をしたのかどうか、交付金  │      ┃ ┃      │ の使用方法、協定における施設や機械の  │      ┃ ┃      │ 利用状況が主な調査内容で、四期と五期  │      ┃ ┃      │ の役員五名を対象に聞き込みを行ったと  │      ┃ ┃      │ 答弁があった。九か月ほど経過したが調  │      ┃ ┃      │ 査結果はどうなったのか。        │      ┃ ┃      │二、養豚場問題について          │      ┃ ┃      │ (1)平成三十年九月定例会の一般質問で、  │      ┃ ┃      │  養豚場が汚水の放流許可を取得しない  │      ┃ ┃      │  まま違法に用水路に垂れ流している問  │      ┃ ┃      │  題を指摘して以来、早三年九か月が経  │      ┃ ┃      │  過した。昨年十二月定例会一般質問で  │      ┃ ┃      │  は放流許可申請の再提出について「提  │      ┃ ┃      │  出期限である本年(令和三年)六月三  │      ┃
    ┃      │  十日までに申請書の提出がされなかっ  │      ┃ ┃      │  たことから、七月六日付けで申請書の  │      ┃ ┃      │  提出依頼を行った。その後、提出期限  │      ┃ ┃      │  である九月三十日までに提出されなか  │      ┃ ┃      │  ったため、申請に必要な排水計画等に  │      ┃ ┃      │  ついて事前協議を行っているところ   │      ┃ ┃      │  だ。また、放流許可申請の添付書類と  │      ┃ ┃      │  して地元の同意書等が必要なことか   │      ┃ ┃      │  ら、地元『東・納持の環境を守る会』  │      ┃ ┃      │  と業者との協議の場の設定について調  │      ┃ ┃      │  整を図り、申請書を提出するよう指導  │      ┃ ┃      │  を行って行きたい」と答弁した。その  │      ┃ ┃      │  後どうなったのか。          │      ┃ ┃      │ (2)一部豚舎と工作物三基の建築確認申請  │      ┃ ┃      │  が提出されておらず、宇佐市が違法性  │      ┃ ┃      │  を確認して三年になろうとしている。  │      ┃ ┃      │  昨年十二月定例会一般質問の答弁では  │      ┃ ┃      │  「是正計画書」を十一月十八日を期限  │      ┃ ┃      │  として求めたが、提出されなかった。  │      ┃ ┃      │  十一月十九日付けで建築基準法に適合  │      ┃ ┃      │  していない違反建築物として指導して  │      ┃ ┃      │  いく旨の通知を行い、併せて是正計画  │      ┃ ┃      │  書及び擁壁関係規定適合確認書を令和  │      ┃ ┃      │  四年二月末まで提出するよう指示し   │      ┃ ┃      │  た」とのことだった。その後どうなっ  │      ┃ ┃      │  たのか。               │      ┃ ┃      │三、ゴミ問題について           │      ┃ ┃      │ (1)四月一日に「プラスチック資源循環促  │      ┃ ┃      │  進法」が施行された。プラゴミ汚染の  │      ┃ ┃      │  拡大抑制は待ったなしで、官民を挙げ  │      ┃ ┃      │  た意識改革と取り組みが必要だ。政府  │      ┃ ┃      │  は現行の容器包装リサイクル法の対象  │      ┃ ┃      │  外である製品も収集する「一括回収」  │      ┃ ┃      │  も導入し、再利用を促進しようとして  │      ┃ ┃      │  いるが作業は地方自治体の業務とな   │      ┃ ┃      │  る。県内で一括回収をしているのは津  │      ┃ ┃      │  久見市と豊後大野市だけ。容器包装プ  │      ┃ ┃      │  ラだけ分別収集しているのは大分、中  │      ┃ ┃      │  津、臼杵、竹田、由布の五市。宇佐市  │      ┃ ┃      │  を含む残る十一市町村は分別せず、可  │      ┃ ┃      │  燃ゴミとして集めている状態だ。宇佐  │      ┃ ┃      │  市は「一括回収」に向けて舵を切るつ  │      ┃ ┃      │  もりはないのか。           │      ┃ ┃      │ (2)令和三年十二月定例会で中村議員が紹  │      ┃ ┃      │  介したボランティアの速見正次さん。  │      ┃ ┃      │  昔のきれいな白砂青松に戻そうと宇佐  │      ┃ ┃      │  市の海岸線約十五Kmを十四年間の長  │      ┃ ┃      │  きにわたってゴミ回収に取り組んでい  │      ┃ ┃      │  る。集めたゴミ百トン。活動時間は八  │      ┃ ┃      │  千四百時間を超えているという。その  │      ┃ ┃      │  彼や活動仲間から聞いた話で最もショ  │      ┃ ┃      │  ッキングだったのは、和間海岸、東   │      ┃ ┃      │  浜、郡中海岸、高砂海岸など広範囲に  │      ┃ ┃      │  わたって、犬や猫などペットの墓場に  │      ┃ ┃      │  なっている問題だ。今後宇佐市はどん  │      ┃ ┃      │  な対策を講じるつもりか。       │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(衛藤博幸君)まず、十七番大隈尚人君。 ◯十七番(大隈尚人君)皆さん、おはようございます。先ほどあんなにカメラがおったんですが、多田羅議員がもう帰るでと言われて本当に帰ってしまってショックを受けていますが、気を取り戻して、初めての議会議員になって、トップバッターというのは三、ああ、三十年もなっていないかな、十何年ぶりかなと思います。何でも一番がいいなというような気持ちがしますので、心新たに、またウクライナのこともしっかり平和になることを願いながら、一般質問をさせていただきます。  まず、一点目は、院内町高並水路補修についてであります。小稲、下船木、上船木の水路の測量は終わったと思うが、その後の対応はどうなっているのか。  二点目、高齢者対策についてであります。現在、食配サービスは週五日というような決まりがあるそうですが、これを週七日。お年寄りは食べることにものすごく生きがいを感じているということで、高齢者の声ということで受け止めていただきたいと思います。  三点目は、県外及び県内からの転入対応についてであります。県外からと、県内からの支援内容に違いはあるのか。  二点目、転入に際して支援内容をどのような説明をなさっているのか、お伺いしたいと思います。  青パトについてであります。青パトの巡回結果をどのような対応をしているのか。  二点目、青パトの季節ごとにパトロールの時間を変えてはいかがでしょうかという質問であります。  五点目は、給食費についてであります。これも全国版で出ていると思うんですが、材料費の高騰が続いているが、給食の値上げは考えていないのか。  六点目は、院内町二日市の案内看板でありますが、二日市の九人ヶ峠の改良工事を行った後、取り外されたままいまだに看板が設置されていないが、いつ頃設置するのかをお伺いしたいと思います。  一回目の質問は、これで終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、大隈尚人議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十七番 大隈議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、県外及び県内からの転入対応についての一点目、支援内容に違いがあるかについてでありますが、本市では、移住・定住促進施策として、住宅の新築や購入費、空き家改修費等の経費の一部を補助するうさ暮らし定住支援事業補助金を交付しております。中でも子育て世帯に対しては、移住者数が増加することや定住が期待できることから、補助額を拡充した制度といたしております。  県外からの移住者に対しましては、県の支援制度も活用し、移住奨励金を交付するとともに空き家購入、改修補助の上限額を上乗せいたしております。  また、交通環境が都市部と異なり、自動車を運転する機会が増加しますので、今年度から新たにペーパードライバー教習等の受講支援や、子育て世帯を対象に交通手段の確保を目的としたマイカー取得の支援なども実施しております。  二点目、支援内容の説明はどのようになされているのかについてでありますが、子育て情報や就業情報なども含め、全般的な移住に関する支援策については、市ホームページや公式サイトでの情報発信、ガイドブックの配布などにより周知を図っております。  支援内容の詳細な説明につきましては、移住者それぞれ意向や要件が異なりますので、窓口での相談をはじめ、県外での移住相談会、オンライン相談など、個別相談の実施により移住までのきめ細やかな対応を心がけております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、五項目めの給食費についてを、教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)皆さん、おはようございます。教育長の高月でございます。十七番 大隈議員の一般質問にお答えします。  五項目め、給食費について、材料等の高騰が続いているが値上げを考えているのかについてですが、本市の給食費につきましては、平成二十六年四月に改定以降は据え置いており、食材価格が値上がりする中、給食費を値上げせずに児童・生徒の栄養バランスを維持するため、献立調理の創意工夫や入札業者を増やすことなどの対応をしています。  また、県の学校給食食材無償提供事業や市農政課の学校給食地場産品利用促進事業を活用し、価格を抑える取組を進めているところであり、現時点では給食費の値上げは考えておりません。  なお、物価高騰が家計に与える影響が大きいことから、子育て世帯の負担軽減を図ることを目的として、国のコロナ禍における原油価格・物価高騰対応分等に係る新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、二、三学期の給食費を全額免除する支援策として、本日、補正予算案を提出したところです。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、院内町高並地区の水路補修について、及び六項目め、院内町二日市の案内看板についてを、経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)皆さん、おはようございます。経済部長の出口でございます。十七番 大隈議員の一般質問にお答えします。  一項目め、院内町高並地区の水路補修について、小稲、下船木、上船木の測量後の対応はについてですが、議員御指摘の三水路は、平成二十九年度より実施しています県営中山間地域総合整備事業両院三期地区の農業用用水施設として採択を受けております。  それぞれ水路の改修整備を二十八メートル、四百六十二メートル、五百八十二メートルの延長で計画しており、令和三年度末現在、小稲水路は未着手、下船木水路並びに上船木水路は測量設計済みの状況であります。  今後の対応についてですが、事業主体である県北部振興局に確認したところ、小稲水路は、測量設計や工事の着手時期などについて地元と協議を進め、下船木は水路が川沿いの崖地にあることから、地元より維持管理を考慮した計画にしてほしいという要望を昨年度受けており、対応を検討中であるとのことです。また、上船木水路は、今年度一部工事に着手する予定であり、今後施工位置について地元と協議を行い進めていくとのことです。  市としましても地元の意向を確認しつつ、着実な事業執行が行われるよう県と協力してまいります。  次に、六項目め、院内町二日市の案内看板について、交差点改良工事完成後も取り外されたままいまだ設置されていないが、再設置の時期はについてですが、議員御指摘の看板は、旧安心院町、旧院内町により設置されたもので、国道三百八十七号道路改良工事に伴い、平成二十八年十一月に県と物件移転補償契約を締結し、平成二十九年三月に撤去したものです。撤去の際に県より、安全面などから現状での看板復旧は設置許可が難しい旨を伝えられており、老朽化が進んでいることから廃棄処分をしております。  新たな看板設置につきましては、国道を通行する人や車両等からの視線を考慮する必要があり、大きさ、場所等を改めて許可を得る必要があります。看板の形状及び内容、設置時期等を含め県、関係部署と協議を行ってまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの高齢者対策についてを、福祉保健部長 垣添隆幸君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の垣添でございます。十七番 大隈議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、高齢者対策について、配食サービスを週七日にできないかについてでございますが、本市では、在宅の独り暮らしの高齢者等に対し、高齢者等「食」の自立支援事業を、昨年七月から市内全域にエリアを拡大し実施しているところでございます。  配食サービス利用日数については、高齢者等の心身の状況、その置かれている環境、介護者の状況及び介護保険サービスなどの利用状況等の情報の収集及び分析を行った上で利用決定をしており、必要と認められた日数に応じて栄養バランスの取れた食事を配達するとともに、高齢者等の安否確認を行っており、利用者の方にも好評をいただいております。  初年度につきましては、週五日を限度として実施しましたが、「食」の自立支援事業を拡充して一年が経過するに当たり、見直しを進めているところです。  現在、サービス利用回数の増に向けた変更について、本年度内に実施できるよう、委託業者と協議を行っています。今後も利用者に喜んでいただけるよう、検討を重ね事業の円滑な運営に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。
    ◯議長(衛藤博幸君)最後に、四項目めの青パトについてを、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)皆さん、おはようございます。総務部長の祥雲でございます。十七番 大隈議員の一般質問にお答えをいたします。  四項目め、青パトについての一点目、青パト巡回結果の対応についてですが、市では犯罪や交通事故の未然防止を主たる目的として、市内を六地区に分割し、三名の乗務員が三台の青色パトロールカーで巡回・監視活動を行うとともに、併せて道路異常や不法投棄等の把握も行っております。  把握した情報については、国、県、市の各担当課に伝え、その対応をお願いしております。  二点目、季節ごとでのパトロール時間の変更についてですが、青パトの乗務員の勤務時間は、八時三十分から十七時までの通常勤務を基本に、七時三十分からの早出や十時三十分からの遅出を組み合わせ、地域の見守り活動を行っております。また、六月から八月の夏季期間については、遅出勤務を十二時から二十時三十分までとしております。  さらに、有事の際には、通常の活動とは別に、時間と場所を限定しながらパトロールを行っていますので、今後も現行の運行体制を継続していきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十七番 大隈尚人君。 ◯十七番(大隈尚人君)それでは、順次再質問をさせていただきます。  まず、一点目の、高並の、小稲、下船木、上船木の水路の件ですが、実際的には測量が終わったというのは県も市も分かっていると思うんですが、なぜここで改めて一般質問に上げたかといいますとですね、当然、今の、測量してからかかれば、もう出来上がった状態なんですが、何か一年半、暦じゃ二年ぐらいにずれ込んだ形になっているんですが、その内容もはっきり区長さんなり地元には説明してないということで、説明したらどうでしょうかということで、担当課の方と話した流れがあります。  そのときですね、今年の稲作を作るときに、今ここで一番問題になった下船木、まあ小稲と下船木が重なったところなんですが、高さは六メートルあるんですね。当然、稲作を作るときは水路の、地域でみんなで共同な作業するんですが、そのとき六メートルの高さから落ちてですね、下には水があればよかったんですが、もう水がなくて石だけになってですね、あばらを六本折ったという、こういう流れがあるんです。  どうでしょうか。市長以下皆さん、事故が起きてするんですか。そうじゃないと思うんですよ。当然測量に入ったから、地域の方は何らかの形でしてくれと、期待なんです。もう人の名前を出して申し訳ないんですが、前ここにおられた山本部長さんですね、この県の事業を取っていただいたんです。  これは、私は一般質問の中で言ったんですが、今、院内では恵良川が、水域はただでできるんです。高並とか定別当とか月俣とか、ああいう、ちょっと恵良川から外れたところには負担金を出せという形なんです。それおかしいんじゃないですかということで、山本部長さんが県に立ち会っていただいて、県の中山間というこんないい制度があるからどうだろうかということで工事にかかったんです。  一部の分はできたんですが、特に私は、あまりにも対応がですね、やっぱ事故が起きな言わんのんかじゃなくして、測量までしたら、やっぱそれなりのですね、期待している。じゃあ農業やめてもいいかというふうにはならんと思うんです。  この辺でですね、その事故の件は、部長、聞いたですかね。その辺をちょっと、答弁願いたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)答弁、経済部長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。再質問にお答えします。  大変申し訳ございません。その事故の件につきましては、私は承知しておりませんでした。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十七番(大隈尚人君)私はですね、地域の方からこういう事故があったということで、市の職員の一人に報告しました。それは事故が起きたからじゃなくして、やっぱ行政も測量までしてるから頑張ってくれろということを私は逆に言いました。ちゃんとしてくれるんだから、そうやかまし言うなと。やっぱ議員というのは、ただ文句を言うんじゃなくして逆になだめることも議員の仕事だと私思っています。  今、部長が言われたように知らんって大変なことだと思うんですよ。もしかしたら命がなくなったかもしれんような大きな高さから落ちた。当然場所が悪いからお願いをするということで、当然県も現地に行って、市の職員も現地に行ってですね、それやりましょうということで、もう普通だったら出来上がっている時期、もう二年ぐらいになるんですけどね。特にね、私は部長ね、事故が起きてからじゃなくしてですね、これ農業とか子供とかいうのは大切というんなら、やっぱできんことじゃないと思うんですよ。  なぜ、それを今までほたっちょったかということをですね、しっかりほかの課もですね、まだまたがった課があるんですが、さっきの住民票の写しでもそうなんよ。まちづくりは知っちょるけど、住民課の中でそんな説明してないとか、いろんなのが共有してないんですね。  これはですね、私は、これをですね、その人の場合は一般質問であんまり言わんでほしいということだったんですが、でもその事故が起きたからじゃなくして、やっぱこれは、ほかのところにも案件になる可能性があるから、ここはもう市挙げてですね、やっぱ農業のことも大切なら、大切なら大切な動きをですね、してほしいと思うんですが、部長その辺はどうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)耕地課長。 ◯耕地課長(井元誠二君)耕地課長の井元です。大隈議員の再質問にお答えをします。  今議員が言われたようなですね、声をしっかり県のほうに伝えるとともにですね、市としましても早期の着工、それから早期の完成を要望してまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十七番(大隈尚人君)もうこれ以上言ってもですね、もう今言うように答弁はですね、それ以上言うのは、もう頑張りますというのをもらえる以外にないと思うんです。  どうぞ、この辺に対して部長、もう一度現地へ行くなりして、しっかり対応を県にお願いしながらですね、やっていただきたい。もう高並だけじゃなく、宇佐市全体のことということで取り上げていただきたいと思います。  この件については、終わります。  二点目は、今、垣添部長から満額の回答をいただいてですね、方向を考えたいと、今後の課題だということで、そうだと思うんです。  私が言われたのは、お年寄りは食べることがですね、少し生きがいがあると。今、安否確認は五日じゃったら七日行けば全部見れるということです。これ、安否確認も入ってるわけなんですよね。だから、そういう意味では食べる喜びとですね、やっぱ安否確認をしてくれる。人って会いたいんですよね。だから少しでも、特にそういう食べ物のことについては、部長これはもう絶対していただくということで、そういう意味で確認で終わりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  二点目は、先ほどの横の連絡ができてないんじゃなかろうかというところなんですが、実は県内から帰ってきてですね、宇佐市院内町に家を建ててくれたんですが、そのときに説明が、やっぱ、まちづくりがそこの担当課におれば、こういうのがありますよという説明があるけど、住民票を受け取る人については、そこまで説明ができてないということが、まずあると思うんですが、その説明ですね、住民課がパーフェクトに受け継いで、こういうふうに、宇佐市はこういう手当てをします。  高田よかここがいいですよと。高田とあんまり変わらんぐらい、いいのがあるんですね。PRが悪いから知らんかったというんですね。なぜ知らんのかったら聞いてない、我が聞かんじゃったのが悪いんかと。二通りあるで、聞かんのが悪いと言わんのが悪いとがあるんですが、ここでですね、私は、窓口の中にもうまちづくりが入っていってですね、そこでしっかり住民課と、こういうのがあるよということで、別室に呼ぶぐらいはすべきだと思うんです。  それは各課の共有を持ってですね、来ていただく方に説明して。住民票移して手当があるとか知らんかった、知ったときは五か月たって、もう条件には乗らんじゃったということがあるんです。ここですね、住民課長なり、まちづくりの方で、その共有しようかというのをですね、しっかりPRできるか、その辺を。共有できているか、その辺をちょっと答弁いただきたいんですが。 ◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(時枝直美さん)まちづくり推進課長の時枝でございます。大隈議員の再質問にお答えいたします。  実際、今の段階では共有はできておりません。今回このような質問をしていただいて、市民課窓口やほかの部署ともですね、少しお話をさせていただきました。  転入者イコール移住者というわけではございませんが、移住者の方も含まれると思われます。市のほうでは、様々な移住に対しての支援事業を行っておりますので、そういった支援が行き届かない部分があるということはいけないことですので、今後は各課と連携しながら対応できるようにしたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十七番(大隈尚人君)住民課長になるのかな。住民課に受け付けたときに、今、時枝課長は共有できてないと思うんですが、その辺はどういう認識を持っているのか、住民課長か部長でも結構なんですが、その辺をちょっと答弁を。 ◯議長(衛藤博幸君)市民生活課長、部長。 ◯市民生活部長兼市民課長(久保文典君)市民課長の久保でございます。再質問にお答えいたします。  現在市民課では、転入手続の際に生活に必要な情報をお伝えするために、宇佐市暮らしの便利帳、それから家庭ごみの分け方・出し方、収集日程表、健康カレンダー等をお渡ししております。  またですね、まちづくり推進課にも協力させていただいてですね、支援内容のパンフレット等を作成していただければ、こちらのほうでもお渡しをしたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十七番(大隈尚人君)少し、共有できてるかできてないかという形でどう感じているかという質問したんですが、もうそれは結構です、いいです。  今、私は、高田と変わらんぐらいな政策をしているような気がするんですよね。だから市長がせっかく宇佐市がいいよっちゅうても、その共有ができてなければ、先ほどの話のように、やっぱ共有をしながら、いいことはやっぱ進めるべきだと思うんです。  もう一点ちょっと、これは尾方事務局長が、前まちづくりにおられたときに少し説明があったんですが、大分から院内に帰ってきたと、当然、そのときはすぐ家を建てるからということで、まだ住所を移したこと、建築許可が要るから宇佐市の許可が、住民票がいると思うんですよ。そのとき基礎のときに申請をせんと補助対象にならんと。  今はもう状況が変わったんですね。家を建て上がってから言えば、できるような状態なんですよ。この辺をですね、ちょっと言い方が理解できんのかなと思うんですが、そういう基礎のときに言わんじゃったら補助対象にならんということの話があったか、そういうのが、今、市民部長が答弁したんで、市民部長そんなこと聞いたことあるですか。 ◯議長(衛藤博幸君)市民生活課長。 ◯市民生活部長兼市民課長(久保文典君)お答えします。  以前、大隈議員が質問された内容がありましたので、それは記憶がございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十七番(大隈尚人君)そういうふうにですね、議員が言ったからじゃなくしてやっぱいいことは教えると。やっぱり今はもう基礎じゃなくして建ち上がったとき。私はそのとき尾方課長に、一番はもう基礎だけでやめる可能性があるんだけ、それじゃおかしいんじゃない。建ち上がって税金をかけようかってときに、初めて宇佐市の人になっていただくということで、やっぱそういうときにしっかりすべきじゃないかと。  それから、変わったということで私も説明があってですね、説明をしてくれるような内容が、分かるように説明すれば相手も分かると思う。この辺をですね、もうくどいようですが共有をしてですね、やっぱ宇佐市のPRは、来たときにはもう住みたいと思うんです。  この間、課長も見たというんですが、大分合同新聞に高田のことを紹介しておったんですね。やっぱり何が一番かったら、窓口が優しいと。分かりやすくしてくれる。それはもう当然、高田に行こうとか宇佐に行こうという人はある程度質問するんですよ。親がもう高齢化になったけ帰ろうかとか、そんなことじゃなくて帰ろうかというようになると、全然中身が違うんですね。  だから、それで年寄りが、もう高齢者になったら帰ろうかという人と、今さっきの、くどいようですが、宇佐市がいいか、安心院がいいか、高田がいいかち、比べよるときは調べてきちょるから、ある程度の説明は向こうも分かってるです。そうじゃないときに、やっぱ帰ってきてくれる人に説明するということをですね、やっぱ共通してですね、しっかり今後ですね、やっていただきたいと思いますので、この項についてはこれで終わります。  青パトについてでありますが、当然、季節ごとにされているんですが、特にこれは中学生の子供から言われたんですが、実はやっぱクラブ活動で、特に我々院内のほうは道が一本で枝に分かれるから一人になる可能性がやっぱあるわけなんです。そのときに青パトさんの時間ずれがあったら、やっぱ安心があると思うんですよ。  それは子供が言ったけど、やっぱ青パトを見ると何となく安心感があるというような、子供のそんな言い方だったんですが。これをですね、しっかりやっぱPRしながら、子供に、クラブ活動遅くなるということで。今、答弁の中に季節ごとに変えているということだったんですが、この時間をですね、もう少し今後選択するような余地があるのか、その辺をちょっと答弁をお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)危機管理課長の久井田でございます。十七番 大隈議員の再質問にお答えします。  青パトの運行時間ですが、現行では早出と遅出に通常勤務分かれておりまして、議員が心配されている遅出の部分ですが、夏季の時間は十二時から二十時三十分までというふうにしております。それ以外の季節につきましては、十時半から十九時までということで運行しております。  今のところ、この運行体制で進めておりますが、今後ですね、また、そういった状況等ありましたら、そのときは臨機応変に対応してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十七番(大隈尚人君)答弁の中には現行の体制を継続したいということを書いているから改めて言ったんですが、じゃあ体制によっては、時期によっては、また時間も考えるということでよろしいですか。その辺御答弁ください。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)危機管理課長の久井田でございます。大隈議員の再質問にお答えします。  現在も、特別な事案等発生した場合には、その地区を重点的に、時間を変更も含めながら対応しているところでございますので、全体的な運行時間を見直しするということは今のところ考えてはないんですが、その必要が生じた際には、それは当然考えるべきことだというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十七番(大隈尚人君)考えてないというのがおかしいんじゃないですかという質問なんですが。一つ余分な話なんですが、隣の中津がですね、二人体制らしいですね。やっぱどうしてん夜遅くなると一人では、これは私は、それのほうが問題があると思うんですよね。  この辺も含んでですね、やっぱちょっと時間が下がれば、五時近くになれば、十時近くになればやっぱ一人体制でパトロールせいというほうが、私は無理があるんですが、少しこの質問の中にはそういうことは入れてなか、まあ体制ということで質問は関連があると思うんですが。  ここですね、時間をずらせば、時間ずらさんと言えば今の一人体制でいいと思うんですが、少しですね、やっぱこれは二人体制にしてあげんと。指導も当然、今、指導とかいうのはあまりせんでもいいような状態になっていると思うんですが、見回りという形なんですが、やっぱ見回りしてくれるのに対して、二人をどう考えるかというところですね、時間をですね、もうどっち。  二つの質問なんですが、二人にするのか、時間をずっとずらせるのか、その辺の件で答弁を願います。 ◯議長(衛藤博幸君)危機管理課長。 ◯危機管理課長(久井田 裕君)危機管理課長の久井田でございます。大隈議員の再質問にお答えします。  すみません、質問の内容をちょっとこちらも捉え方が違っていたところがあったようです。  おっしゃられております遅い時間のパトロールの体制ですけども、現在、遅出につきましては二人体制で勤務を行っているところでございます。やはり御心配いただいているとおり、いろんな事案が想定されますので、そこは一人ではなかなか危険も伴うということで、二人体制の勤務をしておるところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十七番(大隈尚人君)はい、分かりました。そういうことで対応しているということで大変いいことだと思いますので、やっぱ安心安全ということについては必要があると思いますので、今後のパトロールの方に期待をしたいと思います。この件については、終わります。  給食費のことについてですが、ある市町村は値上げをするか、もう質を落とすかというような形のところがあるような気がしたんですが、今、教育長の話は、もう一生上げないというまでは言わんっだんですが、上げないと。私は上げたら絶対悪いと思います。これは先ほど言った農業が大切、子供が大切なれば、一番。  ある私立高校で、経営者がお金を滞納して寮に入っている人が、朝はパンしか食えないというような状態があるんです。これは高騰とはちょっと別の話になると思うんですが。  教育長ね、これさっき答弁いただいてですね、今度は市長なり、やっぱ国からのある程度補助金がついて、今議会にも出てると思うんですが、これは、ここ宇佐議会ではなくして、よその議会もこのことについては、高騰についてはいろいろ質問してると思うんですが、もう一度ですね、教育長から上げないということを、しっかり答弁を願いたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)教育長。 ◯教育長(高月晴彦君)大隈議員の再質問にお答えいたします。  先ほど御答弁いたしたとおり、様々な努力をしております。確かに食材等高騰しておりますが、献立の工夫とか各種補助金を活用したりですね、できるだけの努力をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十七番(大隈尚人君)今、教育長から、上げないという方向でやると決意をいただいたと思うんですが、くどいようですが、これはやっぱ農業のこと、やっぱ第一次産業が大切、子供が大切なれば、やっぱりそういうことを大人の我々がしっかり、当然議会として質問をするし、または答弁をする、教育長たちもそれはやりますと、これはしっかり声高々にですね。  子供の給食費ってそんなにかからんと思うんですよね。ここはやっぱり我々がしっかり守るということでですね、お願いをしながら、この件については終わります。  二日市の交差点については、少し私はがっかりきたんですが、もしこの質問せんじゃったら誰が言うんですかね。もうしないままになる可能性があるような答弁って私は取れたんですが。言われんでもそういうのは、県が、施工主は県だと思うんですが、老朽化していた、あったものを取り壊したんだから、当然するというのが、私はある程度。
     今まであったのが何でできなくなるのかということで。もし私がこの質問せんじゃったら、当然、この話は前向きに進まんという形が取れるんですが、部長その辺はどうでしょうかね。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)観光・ブランド課長の出口でございます。再質問にお答えします。  この分につきましては、答弁申しましたように、看板の今、撤去したときとですね、状況は随分変わっていると思うんですね。以前は、答弁で申しましたように、旧安心院町、院内町で作られておりまして、大変大きな看板で、民間の施設等も入った看板であったというふうに承知しております。  そして老朽化して撤去したわけですけども、例えばですね、こういった方向性を示す、あるいは今、国ですかね、県ですかね、道路の中に右に行ったら、いや、すみません。左に行ったら家族旅行村であります、東に当たり。そういった表示はあるわけなんですけども、どういったことまでするかというのが、やっぱり協議する必要があると思っているんです。  当然、先ほど申しましたように、大きな看板は視野を隠してしまいますので難しいんですけども、そしてその情報も、どういった部分までするのかというのがあると思うんです。今、車で来ればもう、当然もう県外の方は、恐らくほぼそうだと思うんですけども、カーナビとかですね、してくると思うんです。  そういった看板がいいのか、もしくは何か違ったですね、情報発信だったりとか、何か有効活用とか、そういった部分も考慮する必要はあるのかなというふうに思っているんですけども。いずれにしましても、県の土地ですので、それをどういうふうに活用するかというのは、また、市がこういうふうにしたいという部分は、話を申し上げていかないといけませんし、基本的には、安心院町、院内町、旧ですね。今の支所の考え方も、内部で協議してですね、行くべきだというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十七番(大隈尚人君)部長ね、新たに作ってくれじゃなくして、あった、改良のために、もう大変いいことだと思うんですが、そのためにあった看板を撤去するというのは、当然それの代替的なことは考えるべきだと思うし、また考えて工事をすると。出来上がった後ですね、戻すという形は、普通的にはそうなると思うんですけど。  別に私がえらい質問したけ、来期からせな悪いとかじゃなくして、やっぱ議員というのはその辺をですね、やっぱチェックしながら、それに行政にお願いしながら、行政「あ、そうだな」ということを気がつくとこもあるし、逆に「やりますよ」というのいろいろあるんですが。  私は議員をかなり長くさせていただいてるんですが、結構議員が言われて、できてないこととできることが、やっぱたださこあるんですが、こう小さいことについては、あまり関心を持ってないというのが実感なんですが。  まあ工事をするときに、県の人と立ち会ったときに、ある私に言った人は、「それは将来、また出来上がったら作りましょう」というような言い方を言ってくれたということで。じゃあ、それがまだ、いまだにできないからということで質問。部長と、ちょっとお話をさせていただいたときそういう話しをしたんですが。  やっぱここは謙虚にですね、県にしっかりですね、いろんなやり方があると思うんですが、もう一度ですね、県のほうがどのような答弁をしているのか、その辺をちょっと詳しく分かれば話をしていただきたい。今、部長の話じゃ、言いましたという形じゃなくて、いい回答をもらえちょんのか、やりましょうという方向ができているのか、その辺をしっかり答弁を願います。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)観光・ブランド課長でございます。再質問にお答えします。  県の方から、工事のときに再設置の話があったというふうに、議員からもお聞きしたんですけども、もちろんそのお話を直接聞いておるわけでございませんが、先ほど回答で申し上げましたように、改修工事のときに、その撤去のときの移転補償契約というのを結んでおるわけですね。そのときには、金額の裁定をするときに、新たに設置する、再設置する価格とかを目安としてしてるわけですね。  ですから、もしかしたらそういった再設置の話をされたのかもしれないんですけども、それは、あくまでその補償契約の金額の算定上、新たに設置したらこれぐらいかかる。でも、今の現物はもう耐用年数に比べて、もうどんだけ経年しているので、新たに設置する丸々は払えないのでこれぐらいの金額です。そういった算定にしておりますので、そういった話でですね、再設置ということがもしかしたら出たのかなというふうに思うんですけども。それは、いずれしても県が、その方に県が作りますよというお話をしたわけではないんじゃないかなというふうに思うんですけども。  市としましては、あくまで県の土地でございますけども、こういった情報が必要という部分は、先ほども言いましたように安心院支所、院内支所も含めてですね、看板になるかというのはまた別。看板が本当に必要かどうかというのも含めて考えないといけないと思いますので、それは先ほどの答弁と重なりますけども、協議してまいりたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)大隈尚人君。 ◯十七番(大隈尚人君)今から言うのは、もう答弁は結構なんですが、これ前、和気議員が、亡くなられたときにあちこち行かんでもいい、一元化できんかという話をしたんですが、同じ課が一つ共有を持ってですね、あちこち行かんでもいいち。私は、今回はそういうお互いの連携をしっかりですね、課と課がやり合いながらやったらですね、私は高田にゃ負けんぐれえの、是永市長がかなりその面は力入れてるし、私は中身はいいと思うんですよね、そんなに変わらんと思うんですよね。  ただ、PRの仕方が、各共有ができてないから、それを市民に、来てくれる人に伝えんからなんですね。少し大分合同の切り抜きを持ってるんですが、向こうにあるんですが。そこは一つの課が窓口になってしっかりやろうということですね。いい政策持ってると、変わらんと思うんですよ。  そこら辺をしっかり、また今後ですね、また当然、是永市長からも、大隈が何か言いよったけ、ちっと頑張れよというて職員に気合を入れてくれると願いながらですね、しっかり共有をしていくということをお願いしながら、私の質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で大隈尚人議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。  なお、再開は十一時十分といたします。                 休憩 午前十時五十九分               ───────────────                 再開 午前十一時十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  五番 中本 毅君。 ◯五番(中本 毅君)中本でございます。本日も、質問の分量が非常に多いので、早速、本題に入りたいところですけれども、どうしても、コメントしておきたいことが二点ありますので、申し述べたいと思います。  第一に、ウクライナ代表相撲チームの表敬訪問が、この議会に対して先ほどございました。軽量級の世界チャンピオンという方もいらっしゃいました。ロシアが侵略戦争を引き起し、民間人や子供たちに対しても見境なく残虐非道を働いています。非常に困難なさなかでの活動でいらっしゃると思います。  私には想像もつかないほど、悲しい事情を抱えていらっしゃるかもしれません。ウクライナの皆さんにかける言葉も見つからないほど、侵略国家に対して憤りを感じているところでございます。  ウクライナ代表チームの皆さんには、どうか御無事で、世界大会においてウクライナ代表として輝きを放っていただきたいと思います。  第二に、五月五日に四日市の東別院で、市内の子ども食堂五団体が連携し、活動PRや支援強化を目指すイベント「お寺いち」を初開催しました。私も実行委員の一人であり、非常に多くの方にお世話になりました。お礼を申したいと思います。  市の関係でも、市役所、教育委員会、消防、市立四日市北小学校の関係当局にお世話になりました。この議会におきましても、河野睦夫議員、今石議員、若山議員などに、ボランティアで大変御尽力をいただきました。  手短で恐縮ではございますけれども、厚く各位にお礼を申し述べておきたいと思います。  それでは、本題の質問に入ります。  御質問します。  一項目め、水路の維持管理に係る地元負担についてお伺いします。市内各地における水路の維持管理状況はいかがでしょうか。費用の地元負担分については、低廉な負担率であっても、絶対額が地元にとっては大きな負担である場合もありますが、市の認識はいかがでしょうか。例えば、本町地区や木内地区の状況についてお伺いします。  二項目め、市役所の軽乗用車についてお伺いします。市役所の駐車場には相当な台数の軽乗用車が止まっていますが、車検等の費用もかさむでしょうし、それほどの台数が必要なのかという市民の声があります。部署間の連携促進により車の使用状況を調整できれば、現状よりも保有台数を減らせるのではないでしょうか。市の考えをお伺いします。  三項目め、物価高騰についてお伺いします。物価が全体的に上昇傾向であり、品目によっては高騰している状況であります。困難を抱えている消費者や事業者が多いですが、市の現状認識及び対応方針についてお伺いします。  四項目め、多文化共生についてお伺いします。コロナ禍の影響を含め、多文化共生に関する市内の現状と課題をお伺いします。日本語教室の指導者や学習者に対して、市は十分な支援ができていますでしょうか、お伺いします。  五項目め、畜産業の振興についてお伺いします。市内における畜産の概況は、いかがでしょうか。新規畜産を促進する仕組みはありますでしょうか、お伺いします。  六項目め、農業の振興についてお伺いします。農業用機械やビニールハウスなどに対する固定資産税が、新規就農を阻害するような状況が生じていないでしょうか。近年、後出しで五年遡及の課税が行われた事例はないでしょうか。農業者と行政の共存共栄について、市の考えをお伺いします。  七項目め、宇佐市フィルムコミッションについてお伺いします。今年度の活動内容をお伺いします。また、例えば年度内に短編や長編で複数の映画撮影が市内で行われる場合に、十分な対応が可能でしょうか、お伺いします。  八項目め、宇佐市イメージソング「未来色の風」についてお伺いします。本年二月にも一般質問で扱いましたが、市民の方々が自発的に編曲を申し出てくださり、ユーチューブ動画もできました。毎日新聞や朝日新聞にも取り上げられていました。是永市長もおっしゃるように、若い人にも親しんでいただき、もっともっと定着することを小職も願っております。市の方針をお伺いします。  九項目め、子供たちの居場所における熱中症対策についてお伺いします。うさ児童館を先日再び訪れたところ、遊具や全般的な環境の充実度合いに改めて感心しました。職員の方との立ち話で、コロナ対応の換気等を行いながら、熱中症につながる室内の高温対策にも腐心されていることが分かりました。  うさ児童館に限らず、子供たちの居場所となっている市立施設において、熱中症対策の状況をお伺いします。  十項目め、防災施策における大学との連携についてお伺いします。市は防災に関して各種積極的に取り組んでいますが、報道によれば大学と連携した意欲的な取組も行われているようです。大学が有する先端的な知見を取り入れることは有益であります。大学との連携による取組の現状と今後の方針についてお伺いします。  十一項目め、宿泊施設の確保対策についてお伺いします。市内では、ホテルの撤退など宿泊施設が減少傾向にありますが、市の現状認識及び対応方針をお伺いします。また、農泊家庭もコロナ禍の影響を大きく受けて苦しんできましたが、引き続き農泊の振興も図れないでしょうか、お伺いします。  十二項目め、新成人を狙う特殊詐欺についてお伺いします。民法の一部改正により、本年四月より成年年齢が十八歳に引き下げられました。十八歳や十九歳の新成人を狙った特殊詐欺や、うまいもうけ話の勧誘が行われてないか心配ですが、市の認識をお伺いします。  十三項目め、夜間歩行者の交通安全についてお伺いします。夜間の歩行者に反射材の着用を積極的に呼びかけてはいかがでしょうか。自動車の運転手は歩行者に対して当然注意を払うべきですが、歩行者が黒っぽい服装で夜間に散歩している場合もあります。積極的に啓発を行うことは、交通事故を未然に防ぎ、歩行者を救うことにつながります。市の認識をお伺いします。  十四項目め、不妊治療の保険適用拡大についてお伺いします。本年四月から、不妊治療における健康保険の適用範囲が拡大され、これまで保健適用外だった人工授精や顕微授精を含む体外受精で、健康保険が使えるようになりました。市は積極的な啓発を行ってはいかがでしょうか。御質問します。  十五項目め、人権啓発についてお伺いします。外見によって人物の価値をはかるルッキズムに対して、市の基本的な姿勢をお伺います。  十六項目め、生涯学習の環境充実についてお伺いします。現代社会では、「人生百年時代」と言われるほど長寿化が進み、スマートフォンなどICTの飛躍的な発展により社会変動が加速し続ける中で、学び続け、成長し続ける重要性は増していると考えます。  現代社会には、いつでも・どこでも・何歳でも学べる良質な教育・研究環境が存在し、学ぶ喜びに満ちた日々を過ごしている人も多いです。この時代に、市教育委員会は生涯学習をどのような方針で推進していくのか、お伺いします。  十七項目め、地籍調査についてお伺いします。地籍調査はこれまで着実に実施されてきましたが、市の現状認識及び今後の方針をお伺いします。  十八項目め、市内における武力攻撃や大規模テロに備えた国民保護、並びに平和教育についてお伺いします。  一点目、とある子育て中のお母さんの声を聞きました。「子供の頃に学校で先生に教えられたとおりに、私もただ戦争反対を唱えていました。しかし、北朝鮮や中国のニュースを見て疑問を抱き続け、ロシアによるウクライナ侵略を見て、私は平和ぼけだったと決定的に反省しました。人権無視の国や、日本が戦争したくなくても侵略戦争を仕掛けてくる国があるかもしれないという当たり前のことに気づきました。日本は今の体制では自国を守り切れないかもしれません。私は子や孫の世代に対しても無責任でいたくありません。どうしたらよいのでしょうか」という趣旨のお声でした。  世界の現実を直視する姿勢や、自らの身を守る姿勢は、宇佐市における国民保護や平和教育にも必要だと考えますが、市や市教育委員会の認識をお伺いします。  二点目、平成十九年に宇佐市国民保護計画が策定されていますが、武力攻撃や大規模なテロなどが発生した場合に、市が国・県・関係機関等と連携・協力して、迅速・的確に住民の避難や救援などを行う上で、この計画は実効的なものになっていますでしょうか。実効性に関して、訓練や実験などを通じた検証や改善を、市は継続的に実施していますでしょうか、お伺いします。  三点目、内閣官房は関係省庁と連携し、避難施設のうち弾道ミサイル攻撃による爆風等からの直接の被害を軽減するための一時的な避難先として、コンクリート造りの堅牢な建築物や地下施設の指定を推進していますが、宇佐市で現在該当する施設や今後該当しそうな施設はありますでしょうか、お伺いします。  四点目、精度の低い弾道ミサイル攻撃により、宇佐市に流れ弾、破片や爆風が届くような場合に、市民はどこに避難して身を守ればよいのでしょうか。また例えば、再生して運用可能な防空壕はありますでしょうか、お伺いします。  五点目、住宅新築やリフォームの際に核シェルターを設置する市民に対して補助制度を設けられないか、という市民の声があります。ほかの市町村にない付加価値を模索して、より安心して暮らせる宇佐市にすることで、移住者・定住者の増加につながるのではないでしょうか。検討してはいかがでしょうか、お伺いします。  六点目、平和ミュージアムの展示において核シェルターや防弾チョッキ等を扱い、世界の現実を直視しつつ侵略者から自らの身を守る観点においても、有意義な平和学習ができる施設にしてはいかがでしょうか、お伺いします。  七点目、ウクライナ相撲代表チームの合宿受入れや、それに伴う、ふるさと納税制度を活用した合宿経費の寄附募集については、宇佐市ならではの特色ある支援の取組だと感じています。市の支援目的についてお伺いします。  以上、当初の質問とさせていただきます。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、中本 毅議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えをいたします。  十八項目め、市内における武力攻撃や大規模テロに備えた国民保護、並びに平和教育についての七点目、ウクライナ相撲代表チームの合宿受入れや、それに伴う、ふるさと納税制度を活用した合宿経費の寄附募集について、市の支援目的はについてであります。  ウクライナ相撲の代表チームは、七月にアメリカで開催されるワールドゲームズに向け、国内では十分な練習環境が整わないことから国外での合宿地を探しておりました。そのような中、本市は昭和の大横綱双葉山の生誕の地であることや、長年にわたり大学、高校相撲の全国大会を実施するなど、相撲が盛んな土地柄であることから、合宿受入れについて県から打診がありました。  市としましては、現在のウクライナ情勢に鑑み、ワールドゲームズにおいてウクライナチームが祖国の誇りを胸に全力で頑張っている姿を見せることで、少しでもウクライナ国民に勇気を与えることができるのではないかとの思いから、合宿を受け入れることといたしました。  合宿受入れに係る経費につきましては、県の助成金を活用するとともに、ふるさと応援寄附金を募っており、六月十三日現在、昨日現在、百十八件、百五万円となっております。それ以外にも市民をはじめ、企業・団体等から多くの御厚志をいただいております。これらの方々の思いも併せて、ウクライナチームがワールドゲームズ本番で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、できる限りの支援を行ってまいりたいと考えております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、十六項目めの生涯学習の環境充実ついてを、教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)教育長の高月でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えします。  十六項目め、生涯学習の環境充実について、長寿命化やICTの飛躍的な発展の中で、生涯学習をどのような方針で推進していくのかについてですが、本市では平成二十七年三月に市教育振興基本計画を策定し、令和二年三月に改定を行い、これに基づいて生涯学習、社会教育の施策を展開しております。  「人生百年時代」における生涯学習の果たす役割の重要性は十分認識しており、公民館等の社会教育施設は「人づくり、まちづくり」の拠点と位置づけ、県教育委員会や社会教育関係団体との連携を図りながら、様々な学習機会の提供に努めております。  現在各公民館等においては、ICT利活用促進に向けて公民館講座や自主サークル等により、パソコン教室が実施され、市民それぞれが積極的に技能習得を図っている状況です。  今後、生涯学習におけるICTの効果的な活用についても調査・研究を行うとともに、従来実施してきた対面での学級並びに講座等についても周知や充実を図り、新しい知識の習得、心の豊かさや生きがいのための様々な学びの機会の提供を行いながら、学習環境の充実を図ってまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、水路の維持管理に係る地元負担について、三項目め、物価高騰について、五項目め、畜産業の振興についてから、七項目め、宇佐市フィルムコミッションについてまで、十一項目め、宿泊施設の確保対策について、十二項目め、新成人を狙う特殊作業について、及び十七項目め、地籍調査についてを、経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えします。  一項目め、水路の維持管理に係る地元負担について市の認識は。本町地区や木内地区の状況はについてですが、水路改修工事をはじめとする土地改良施設の整備は、農業用水等の受益者が特定されることから整備事業に係る一定割合の費用を、受益者負担金として負担していただいております。  議員御指摘の本町地区については、素掘り水路へU字溝四十メートルの設置要望を受けており、事業費の一〇%の地元負担が必要との説明を行っております。また、木内地区の排水路の土砂撤去については、他地区の取組事例として、中山間地域等直接支払交付金の活用等を紹介している状況です。  多くの集落では、多面的機能支払交付金や中山間地域等直接支払交付金を活用し、簡易な維持修繕や土砂撤去により適切な維持管理を行っていただいているところです。  次に、三項目め、物価高騰について、困難を抱える消費者や事業者に対する現状認識及び対応方針はについてですが、議員御指摘のとおり原油高や原材料費高騰によりガソリン価格や食料品等の多くの品目の価格が値上がりし、消費者はもちろんのこと、事業者も困難な状況に置かれていると認識しております。  この対策として、個人消費の下支えなど物価高騰に対応するため、県と協働して、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した地域消費喚起プレミアム商品券支援事業に係る補正予算案を本日提出したところです。現在実施しているプレミアム商品券事業と同様の規模・期間での実施を予定しており、継続して実施している持続化補助金や利子補助金等と合わせて、消費者・事業者に対しての効果的な支援策になるものと考えております。  次に、五項目め、畜産業の振興について、市内における畜産の概況及び新規畜産を促進する仕組みについてですが、本年二月の頭数調査における本市の畜産農家数は、牛の経営体は四十経営体で飼育頭数五千七十六頭、養豚は一経営体で飼育頭数六千六百三十五頭、養鶏は六経営体で飼養数十八万一千四百五十羽となっています。  新規畜産の促進については、畜産業への人材の一層の呼び込みと定着を図るため、新規就農者育成総合対策事業により、研修期間中の者や新たに経営を始める者及び新規就農者を雇用する経営体にそれぞれ資金面の支援を行うとともに、肉用牛担い手確保総合対策事業や畜産経営基盤継承支援事業により畜舎・堆肥舎の新設や改修、省力化機械導入、繁殖雌牛の購入等に対して支援をすることとしております。  次に、六項目め、農業の振興について、農業用機械やビニールハウスなどに対する固定資産税が、新規就農を阻害するような状況が生じていないか。近年、後出しで五年遡及の課税が行われた事例はないか。農業者と行政の共存共栄について、市の考えはについてですが、ブドウや小ネギなど市の推進品目に係る新規就農については、まず、就農五年後の農業経営が軌道に乗るよう作付計画、収支計画等の策定を支援し、地域農業を支える新たな担い手確保に向けて、国・県の有利な助成制度の活用を図るとともに関係機関と連携して新規就農をサポートしているところでございます。  農業用機械やビニールハウスなどは、土地や家屋以外で事業の用に供する償却資産として固定資産税の課税対象となり、償却資産の申告が遡って行われた場合は、地方税法により最高五年まで遡って課税することになります。  新規就農者について、五年遡った事例はありませんが、固定資産税の対象になると伝えたところ就農を断念したケースがありました。  本市としましては、新たな担い手となる新規就農者をしっかり支援することにより農業の発展を図るとともに、一方で課税についても適正に行う必要があると考えております。今後も適正・適切な行政運営に努めてまいります。  次に、七項目め、宇佐市フィルムコミッションについて、今年度の活動内容は。また、年度内に短編や長編で複数の映画撮影が市内で行われる場合に、十分な対応が可能かについてですが、本市では映画、テレビ、CM等の撮影に対する協力及び誘致活動を行うことにより、知名度向上と観光資源の開拓、地域の活性化、集客力の強化、地元産業の発展・振興に資することを目的に市フィルムコミッションを設立しております。  今年度の活動内容については、イベント出展や商談などのロケ等誘致活動、ドローン動画撮影やロケーションコンテンツ登録などの情報発信強化、撮影が予定されている映画の支援などを計画しております。
     年度内に複数の映画撮影が行われる場合においても、予算や人的体制の範囲内ではありますけども、可能な限り対応してまいりたいと思います。  次に、十一項目め、宿泊施設の確保対策について、市内ではホテルの撤退など宿泊施設が減少傾向にあるが、市の現状認識及び対応方針案は。また、農泊家庭もコロナ禍の影響を大きく受けて苦しんできたが、引き続き農泊の振興も図れないかについてですが、市内の宿泊施設については、コロナ禍の影響により、令和二年にグリーンパークホテルうさが営業休止になったことに加え、宇佐ホテルリバーサイドが本年五月末日をもって閉館となりました。  このうち、宇佐ホテルリバーサイドについては、宇佐商工会議所が施設の所有者側からの委託により、当面の間、運営を行う見通しとなりました。具体的な開始時期及び運営形態は検討中とのことですが、初期段階は厳しい運営が想定されることから、国の交付金を活用しホテル運営を支援する補助金を本日、補正予算案として提出したところです。  今後は、これまで拡充してまいりました奨励金制度を活用し、関係機関と連携して積極的な誘致活動に努め、宿泊施設の確保を図ってまいりたいと思います。  次に、本市の農泊についてですが、新型コロナウイルス感染症の拡大により受入れ人数は、令和二年度が延べ二百三十三人、令和三年度が延べ三百四十一人とコロナ禍前と比較して激減しております。これは教育旅行の減少によるものでありますが、本年度は教育旅行の受入れを再開したことで、五月末時点で延べ四千六百九十人と回復基調にあります。  本市としましては、令和二年度に農泊パンフレット及び農泊動画の制作、令和三年度は県と連携したオンライン農泊の実施などの情報発信に加え、受入れ農家の巡回や広報で市民に向けた受入れ農家の募集などを実施しております。  今後も引き続きNPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会と連携して、旅行会社や学校関係者への誘致活動を行うことで、農泊への誘客促進を図ってまいります。  次に、十二項目め、新成人を狙う特殊詐欺について、十八歳や十九歳の新成人を狙った特殊詐欺等の消費者トラブルについて市の認識はについてですが、民法の一部改正によって、本年四月一日から成年年齢が十八歳に引き下げられました。  この改正により、十八歳からクレジットカードやローン、部屋の賃貸などの契約ができるようになりました。また、公認会計士や司法書士、医師免許、薬剤師免許などの国家資格を取得することも可能となっております。  議員御指摘のとおり、新成人をはじめとする若い世代の消費者トラブルも懸念されることから、市ホームページや広報を通じて啓発活動を実施しているところです。  また、各高校では家庭科授業の中で消費者教育が実施されており、学校からの要望があれば県消費生活センターによる出前講座も行える状況となっております。  市としましては、国・県の関係機関と連携しながら、若年層の消費者トラブルを未然に防ぐ取組を進めていきたいと考えております。  次に、十七項目め、地籍調査について市の現状認識及び今後の方針はについてですが、令和三年度末現在の進捗状況は、調査対象面積四百十四・一五平方キロメートルのうち、調査済み面積は六十六・六一平方キロメートルで、進捗率一六・一%となっています。  現在、第七次国土調査事業十箇年計画に基づき市内三地区で調査を行っており、さらに国営緊急農地再編整備事業や圃場整備など土地改良事業を行った土地も、指定の申請をすることで地籍調査と同等に扱われますので、進捗率も上がるものと考えております。  今後も県や関係機関と連携しながら、事業推進に向けて取り組んでまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目め、市役所の軽乗用車について、四項目め、多文化共生について、八項目め、宇佐市イメージソング「未来色の風」について、十項目め、防災施策における大学との連携について、十三項目め、夜間歩行者の交通安全について、十五項目め、人権啓発について、及び十八項目め、武力攻撃等に備えた国民保護や平和教育についての二点目から五点目までを、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、市役所の軽乗用車について、部署間の連携促進により使用状況を調整し保有台数を減らせるのではないかについてですが、公用車の配置については公務を迅速かつ効率的に遂行するために、機材等を積載し現場に赴く必要のある事業課や、市民の家庭等を訪問する福祉保健部署などへの配置車両と、各課が連携して使用する集中管理車両に分けて管理運用しております。  各課への配置車両については、要望を受け使用頻度や必要性などについて協議を行った上で、必要台数を配置しております。  また、車両更新の際にも各課の要望に対して全て更新しているわけではなく、年間走行距離や稼働日数を基に運行状況の低い車両は廃止、もしくは各課配置車を集中管理に移行するなどの調整を行っております。  今後も、公用車の適正台数を見極め、車両の適正配置及び維持管理について整理等を図ることで、効果的・効率的な管理運用を行ってまいります。  次に、四項目め、多文化共生について現状と課題は。日本語教室の指導者や学習者に対して、十分な支援ができているかについてですが、本市では、外国人住民と地域住民とがお互いの文化の違いを認め合い、対等な関係を築きながら共に生きていける多文化共生社会の実現に向け、令和二年三月に多文化共生国際交流推進プランを策定し、各種施策に取り組んでおります。  昨年六月には、外国人住民等が生活する上での悩みや困り事を母語で、気軽に相談できる一元的窓口として、外国人総合相談センターを県内の市町村で初めて開設し、各種相談や情報発信等、迅速に対応できるよう整備いたしました。また、事業成果や今後の施策などについて、外部関係機関の委員も交えた多文化共生推進協議会を開催し、現状や課題等について意見交換をしながら計画的かつ実効的な取組ができるよう努めております。  一方、この二年間はコロナ禍により、市民向けの多文化共生講演会をはじめ各種イベントを中止するなど、人との交流が制限される状況が続いており、いかに地域住民とコミュニティづくりを進めていくかが課題でもあります。そのような中、昨年度は新型コロナの感染状況を見ながら、まちづくり協議会との協働により外国人住民向けバスツアーを実施し、地域住民や伝統文化に触れ合う交流の場を創出するとともに、サッカーを通じてスポーツ交流会を実施するなど、規模や実施方法等を工夫しながら取り組んだところであります。  また、外国人住民を対象とする日本語教室の指導者等に対する支援として、語学教室・文化交流活動支援事業補助金を交付しております。  今後、入国制限の緩和等により、外国人の受入れが進むことが予想されることから、ニーズ等の状況を把握し国、県、受入れ事業者等とも連携しながら、引き続き日本語教室の指導者や学習者の支援に努めてまいります。  次に、八項目め、宇佐市イメージソング「未来色の風」について、普及に向けた今後の方針についてですが、先般の議員の一般質問がきっかけとなり市民有志の音楽グループによるバンドアレンジ企画が持ち上がりました。  作曲家の先生の許可を得て完成した楽曲は、若い世代の年齢層の方々にも親しんでいただけるアップテンポな曲調に仕上がっております。また、併せて制作された動画には、歌詞に織り込まれた市内の名所が登場するなど、宇佐の魅力を十二分に伝えることができる映像となっております。  市では、早速ホームページやSNSなどを介して周知、啓発を行っていますが、今後も庁内で情報共有を図り、市主催行事等での積極的な活用に取り組んでいきたいと考えております。  次に、十項目め、防災施策における大学との連携について、取組現状と今後の方針はについてですが、議員御指摘のとおり、防災・減災対策については、大学などが有する先端的な知見を活用していくことは有益であると考えており、現在、大分大学及び学内教育研究機関である大分大学減災・復興デザイン教育研究センターと共同し、各種の取組を進めているところです。  まず、本年五月十日に大分大学減災・復興デザイン教育研究センター次長の鶴成教授や大分地方気象台等の関係機関が一堂に会し、それぞれの専門分野における防災情報の説明を受けながら、要配慮者利用施設の避難確保に係る研修会を実施いたしました。  また、今夏から秋にかけて市内四校の高校生が大分大学の学生とともに市内の過去の災害について学習するフィールドツアーやワークショップを行う予定です。さらに来年一月には防災に関する専門家をパネリストにお招きし、防災関係機関及び高校生参加による減災シンポジウムを開催し、市民の防災・減災意識の醸成を図りたいと考えております。  次に、十三項目め、夜間歩行者の交通安全について、反射材の着用を積極的に呼びかけてはについてですが、夜間は歩行者が周囲から見えにくくなり、運転者が歩行者に気がつかないことが原因で交通事故が発生する可能性が高くなります。そのため、歩行者は夜間に外出する際、白や黄色などの明るい服装や反射材の着用を心がけ、歩行者自身が運転者から発見されやすくする自衛の意識が必要であると考えております。  議員御指摘のとおり、夜間の交通事故から身を守るためには、反射材の着用は有効な対策と認識していますので、四半期ごとの交通安全運動期間中などに広報や防災行政無線により反射材着用の啓発を行っているところです。  また、県や警察署、交通安全協会と連携して実施している講習会等で、その効果を実際に体験してもらい、参加された方に反射たすき等の配布を行っております。  次に、十五項目め、人権啓発について、ルッキズムに対しての市の基本的な姿勢はについてですが、ルッキズムは外見至上主義とも訳され、容姿や身体的特徴などで人を判断することですが、それに伴い偏見や差別が行われることがあり問題となっております。  具体的には、就職活動等能力評価において見た目が評価されたり、生まれつきのあざや傷など見た目の特徴的な症状を心ない言葉で傷つけ、いじめの対象にすること等が挙げられております。  本市としては、人権尊重社会の実現に向けた取組を進める中で、不適切・過度なルッキズムは就職差別、性差別等にもつながる明らかな人権侵害であるという姿勢で、啓発に努めてまいります。  次に、十八項目め、市内における武力攻撃や大規模テロに備えた国民保護、並びに平和教育についての二点目、宇佐市国民保護計画は実効的なものになっているかについてですが、本市では、国民保護法、国民の保護に関する基本方針及び県国民保護計画に基づき、国、県及び関係機関と連携し、迅速かつ的確に住民の避難や救援などを行うことができるよう市国民保護計画を策定しております。  また、本計画が実効的なものになるよう、国等と連携し、有事に備えた緊急情報の伝達手段として、全国瞬時警報システム(Jアラート)による全国一斉試験放送が定期的に行われており、併せて、内閣官房から発信される緊急情報ネットワークシステム(エムネット)による情報を市及び消防本部と連携し二十四時間の情報受信体制を構築しております。  今後も、国や県等の関係機関と連携を図り、国民保護に関する研修会及び訓練等に積極的に参加し、その実効性を高めてまいりたいと考えております。  三点目、ミサイル等からの一時的な避難先についてと、四点目、再生して運用可能な防空壕についてと五点目、核シェルター設置の補助制度については関連がありますので一括してお答えをいたします。  市国民保護計画では、武力攻撃事態等に応じた避難先として、自宅、近傍のコンクリート造り等の堅牢な施設、建設物の地階等の地下施設と定めております。しかしながら、市内では地階を有するコンクリート造りの建築物は数多くあるものの、その地階は建物の機械室等であり、避難施設としての使用は困難な状況にあります。また、地下街等の地下施設も市内に存在せず、今後の建設も不透明なことから、武力攻撃等の事態が生じた際は、自宅や勤務先等の身近にある堅牢な建物に一時避難していただければと考えております。  なお、市内に点在する防空壕は風化により崩落のおそれがあるため多くを立入禁止としており、避難場所としては適切ではないと考えております。  次に、核シェルターに対する助成を行っている自治体の情報については把握しておりませんが、補助制度や避難場所の確保について、国や他市の状況を注視し情報収集に努めてまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、九項目め、子供たちの居場所における熱中症対策について、及び十四項目め、不妊治療の保険適用拡大についてを、福祉保健部長 垣添隆幸君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(垣添隆幸君)福祉保健部長の垣添でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  九項目め、子供たちの居場所における熱中症対策について、市立施設の対策状況はについてでございますが、本市には子供の居場所づくり事業に係る市立施設として、児童館二か所と放課後児童クラブ十八か所があります。  各施設には冷房設備が設置されており、うさ児童館と同様に新型コロナウイルス感染症対策のために、定期的な換気等を行いながら、熱中症対策も行っております。また、支援員の方々が利用者に小まめな水分補給を促したり、グリーンカーテンを設置するなど工夫を凝らした対応をしていただいております。  今後も国・県の通知を参考に、支援員や利用者の方々の意見を伺いながら、熱中症対策に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、十四項目め、不妊治療の保険適用拡大について、積極的な啓発を行ってはについてですが、本年四月から一般不妊治療と生殖補助医療である採卵から胚移植に至るまでの一連の基本的な診療が保険適用になりました。このことは、不妊治療を始めようとする夫婦にとって経済的負担が軽減し、治療開始へのハードルがこれまでよりも下がるものと考えております。  しかしながら、一部の治療は保険適用外のままであるため、本市ではこれまでと同様に保険適用外の不妊治療費と新たに不妊検査費を加え、これらの費用の二分の一を単年度につき十万円まで助成する事業を継続実施しております。  今後も本事業と併せ、不妊治療の保険適用の内容や不妊治療に関する相談窓口等について、健康カレンダー、うさここブック、ホームページや広報等を通じ周知に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、十八項目め、武力攻撃等に備えた国民保護や平和教育についての一点目及び六点目を、教育次長 末宗勇治君。 ◯教育次長兼教育総務課長(末宗勇治君)教育次長の末宗でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えをいたします。  十八項目め、市内における武力攻撃や大規模テロに備えた国民保護、並びに平和教育についての一点目、世界の現実を直視する姿勢や、自らの身を守る姿勢は、宇佐市における国民保護や平和教育にも必要だと考えるが、市と市教委の認識はについてでございますが、国民保護に関する啓発につきましては、市国民保護計画において、「市教育委員会は、県教育委員会の協力を得て、児童生徒等の安全の確保及び災害対応能力育成のため、市立学校において、安全教育や自他の生命を尊重する精神、ボランティア精神の養成等のための教育を行う」となっており、各学校においては学校安全計画と位置づけ、安全教育を実施しているところでございます。  また、平和教育については、学習指導要領に則り、児童生徒の発達の段階及び地域の特性を考慮して、全体計画及び年間指導計画を作成し計画的・組織的に実施しています。具体的には、戦争体験者の話や戦跡等、命の尊さを実施する活動等を通して平和の大切さを学んでおります。  今後も、これからの社会を生きる子供たちにとって、国際理解、国際協調、持続可能な社会の形成など、新しい時代に対応した教育を推進してまいります。  次に、六点目、平和ミュージアムの展示において核シェルターや防弾チョッキ等を扱い、有意義な平和学習ができる施設にしてはについてでございますが、本市では「我がまちも戦場であった」歴史を後世に伝えていくため、平和の大切さと命の尊さについて考える機会の創出を目指し、市平和ミュージアム(仮称)基本構想・基本計画に沿って、事業を展開しております。  基本計画では、宇佐海軍航空隊を中心とした戦争の歴史を分かりやすく公開し、平和の大切さと命の尊さについて考える展示を方針としております。この方針に沿って、プロローグでは、宇佐の歴史を時系列で解説し、航空隊の歴史をメインに、宇佐海軍航空隊の開隊と訓練、特攻、空襲などのテーマで、所蔵する実物資料や記録により、「我がまちも戦場であった」という事実を伝えます。結びのエピローグで、戦後から復興、そして現在までの歴史を伝えるようにしております。  議員御指摘の核シェルターや防弾チョッキ等の展示につきましては、運営協議会等で協議していただければと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  五番 中本 毅君。 ◯五番(中本 毅君)議長、すみません、再質問じゃないんですけれども、最後にちょっとコメントを述べて終わってもいいですか。一分程度で終わります。  今の答弁を聞いた感想なんですけども、皆さん誠実なですね、御答弁をありがとうございました。方向性については、私もですね、執行部の皆さんと一致していると思いますので、そういう感想でございます。  そうですね、市役所の多くの皆さんがですね、一生懸命仕事しているのを存じ上げておりますので、引き続きしっかり仕事をしていただけたらと思います。  以上でございます。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、中本 毅議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで昼食のため暫時休憩いたします。  なお、再開は十三時ちょうどといたします。                 休憩 午後零時〇二分               ──────────────                 再開 午後一時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  四番 若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)皆さん、こんにちは。議席番号四番 市民れんごうの若山雅敏です。傍聴に来ていただいた皆さん、大変ありがとうございます。精いっぱい努めますので、よろしくお願いいたします。  それでは、通告に沿って、市政一般に関する質問を行わせていただきます。  まず、一項目め、周辺地域の対策についてです。  一点目として、これまで周辺部対策として、主にどのようなものを行ってきたのか。その総括と今後の周辺部対策の考え方について、市の認識を伺います。  二点目として、若者定住促進住宅の建設について計画が止まっている状況でございます。今後、計画実行に向けての取組についてお伺いします。  二項目めは、物価が上がり続けている状況の中、燃料費や肥料・飼料・薬剤、また、漁業や林業についても経費が大きく値上がりしており、農林水産業に携わる方々への支援及び対策等が急務だと考えます。今、国や県で検討しているとのことでありますが、現在示されている対策や支援の状況、及びそれに伴う市の対応策と独自の支援などについて伺います。  三項目めは、市内の宿泊施設の減少についてです。グリーンパークホテルうさや宇佐ホテルリバーサイドの閉鎖等で、市内のホテル等宿泊施設が激減しており、観光や経済等の影響も含め大きな打撃であると考えます。市は、ホテル誘致に対する助成拡大等を打ち出してきましたが、コロナ禍の影響もあり成果が出ていない状況だと思います。早急に何らかの対策をすべきではないでしょうか。また、誘致等に対する今後の見通しなどについても、市の認識を伺います。  四項目めは、小中学校の教職員等の配置状況についてです。  一点目として、今年度の配置は全て予定どおりに充足されている状況なのでしょうか。また、県費や市費の会計年度任用職員等の配置状況についても、充足されていない状況だと聞き及んでおります。  配置においては県費の職員数確保を優先とするために、市費での会計年度任用職員、特に複式学級解消等の教職員については、せっかく予算を確保しているのにもかかわらず配置できていない学校現場が多く見られますが、実態を教えていただきたいと思います。  二点目として、充足されていなければ、市教委及び県教委は今後どう対応していくのか、早急に行う具体的な対策など検討されているのかを伺います。  最後に、五項目めとして、自治体職員に対するカスタマーハラスメントについてです。もちろん、市政への御意見や要望、または苦情についても、よりよい市政を目指していくために有益なものであり、真摯に受け止めながら、市民のための市政に取り組んでいただきたいと思います。  しかし、近年、自治体職員に対する威圧的で理不尽な要求や言動、毎日のように名指しでの電話をかけ、同じ内容で繰り返し職員を拘束するなどのカスタマーハラスメントが多くの自治体で問題となっております。カスタマーハラスメントに対する市の認識と、当市の状況及び対策について伺います。  以上、五項目七点についてお伺いいたします。簡潔明瞭な答弁をよろしくお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、若山雅敏議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。四番 若山議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、農林水産業に携わる方々に対する、国や県、または市独自の支援及び対策等についてでありますが、コロナ禍に加え、ウクライナ情勢等に伴う原油価格・物価高騰は、農林水産業の経営にも厳しい影響を与えております。  その影響を最小限にとどめるため、国は原油価格・物価高騰等総合緊急対策を決定し、これまでのセーフティネットである燃油や飼料高騰対策における基金の積み増し等に加え、肥料の安定調達・価格高騰対策等についても支援するとしております。また、県は園芸農家や漁業者が省エネ機器や省エネ型エンジンを導入する際の支援を拡充するとしております。  市としましては農業者支援として、燃料や資材の高騰の影響が大きい園芸農家を支援するため、令和三年分申告で園芸作物の年間売上金額が百二十万円以上一千万円未満の農家に上限五万円を、一千万円以上の農家に上限十万円を補助いたします。  また、漁業者支援につきましては、漁業操業の負担軽減が図られるよう県漁協宇佐支店の正組合員に対して、本年分の漁業操業に係る漁業行使料の三分の二の補助、本年七月から十二月までの漁船操業等に係る燃油代一リットル当たり十五円の補助及び魚介類の出荷資材費の二分の一補助を考えております。
     加えまして、林業者支援として、宇佐市椎茸栽培推進協議会の会員を対象に、三万駒を超える種駒に対しまして一万駒当たり一万円の補助を行います。  これらの支援策につきましては、本日、補正予算案を提出したところであります。  以上で、私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては、教育長、担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、四項目め、小中学校の教職員等の配置状況についてを、教育長 高月晴彦君。 ◯教育長(高月晴彦君)教育長の高月でございます。四番 若山議員の一般質問にお答えします。  四項目め、小中学校の教職員等の配置状況についての一点目、今年度の配置は全て予定どおりに充足されている状況なのか。県費や市費の会計年度任用職員等の配置状況はについてですが、県費負担教職員については、現在、定数の不足に加え、育休代替・病休代替など七名の欠員となっております。  市費会計年度任用職員につきましても、本来必要な複式授業改善、多人数学級支援、習熟度別学習指導教員、特別支援教育支援員十四名が配置できておりません。  二点目、充足されていなければ、市教委及び県教委は今後どう対応していくのかについてですが、県費負担教職員及び市費会計年度任用職員については、引き続き、ハローワークの求人や退職者等への声かけにて各職種の募集を行ってまいりますが、報道等にもありますように、全国的にも教員不足が課題となっている現状がございます。  市教育委員会といたしましては、県教育委員会に不足分の配置を求めるとともに、臨時免許状等の柔軟な発行をお願いしているところでございます。  今後も、現在欠員となっている学校に一日も早く配置できるよう、様々なルートを通じて人材確保に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目め、周辺地域対策について、及び五項目め、自治体職員に対するカスタマーハラスメントについてを、総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。四番 若山議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、周辺地域対策についての一点目、これまでの主な周辺部対策はどのようなものを行ってきたのか。その総括と今後の周辺部対策の考え方についてですが、少子高齢化が加速度的に進んだ結果、周辺地域を中心に人口構造に大きな変化が生じ、集落機能や日常生活の利便性の低下など様々な課題が浮き彫りとなっております。  このため本市では、平成二十年度より地域コミュニティ組織の設立を推進し、周辺地域に十九の組織を立ち上げ、住民と行政とが協働により多様化する地域課題に対応するよう努めてきました。そのほかにも、本市への移住・定住を促進し人口の増加を図ることにより集落機能の維持・強化に努める「うさ暮らし定住支援事業」や、周辺地域に居住する方の通院や買物、高校生の通学など日常生活に係る移動手段を確保するための「コミュニティバス運行事業」、買物が困難な方等への「愛のおつかい便」支援など、各種施策を複合的に実施することにより、周辺地域の活性化や地域住民の福祉の向上に寄与してきたものと総括しております。  今後とも周辺地域の振興を図るため、本市の目指すべき方向と取り組むべき施策を記した、第二次市総合計画後期基本計画に基づき、産業・経済面での基盤整備や、住居や就業機会の確保、生活環境の整備など総合的かつ計画的に推進してまいります。  二点目、若者定住促進住宅の建設の計画が止まっている状況であるが、建設に向けての取組はについてですが、若者定住促進住宅の整備については、第二期市若者定住促進住宅整備方針に基づき、将来人口や高齢化率、児童数の減少率などを勘案し、西馬城校区と深見校区の二か所に整備するよう計画しています。しかしながら、用地選定が難航し現在建設計画は停滞している状況ですので、今後も地元コミュニティ組織との協働により建設候補地の選定を引き続き行ってまいります。  なお、地域コミュニティ組織が空き家の所有者から一定期間借上げ、子育て世代向け住宅に整備し低家賃で貸し出す制度も準備していますので、制度の周知に努めてまいります。  次に、五項目め、自治体職員に対するカスタマーハラスメントについて、市の認識と当市の状況及び対策はについてですが、カスタマーハラスメントとは、従来のいわゆるパワハラやセクハラなどが主に職場内で行われるハラスメントであるに対し、顧客からの、自治体であれば住民から受けるハラスメントであり、自治体側の住民サービスの不備に対する正当なクレーム・苦情を超えた、不当・悪質なクレームと認識しております。このハラスメントは議員御指摘のとおり、公務員職場において全国的に増加している状況にあります。  本市においても、行政サービスに対する不当な要求や、暴言、自宅への訪問など著しい迷惑行為を受け、窓口や電話対応では長時間拘束され、通常業務に支障が出る事例が発生しております。  対策としては、管理職に対する県警の指導員による暴力追放不当要求防止責任者講習や、窓口職場の職員を中心に県自治人材育成センター実施のクレーム研修に参加するなど、職員の対応力を向上させ、複数の職員で対応するとともに、あまりにひどい案件に対しては、庁舎管理責任者が退去を命じ、警察にも出動要請しております。  また、昨年一月に、市職員ハラスメント防止規程を制定するとともに、ハラスメントを受けた職員の相談窓口を総務課内にも設置し、心のケアにも努めているところです。  今後も対応する職員を孤立させることなく、組織全体で対応してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目め、宿泊施設の減少に関する対策についてを、経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。四番 若山議員の一般質問にお答えします。  三項目め、グリーンパークホテルうさや宇佐ホテルリバーサイドの閉鎖等で、市内のホテル等宿泊施設が減少する中、早急な対策と誘致等に対する今後の見通しについてですが、市内の宿泊施設については、コロナ禍の影響により、令和二年にグリーンパークホテルうさが営業休止となったことに加え、宇佐ホテルリバーサイドが本年五月末日をもって閉館となりました。  このうち、宇佐ホテルリバーサイドについては、宇佐商工会議所が施設の所有者側からの委託により、当面の間、運営を行う見通しとなりました。  具体的な開始時期及び運営形態等は検討中とのことですが、初期段階は厳しい運営が想定されることから、国の交付金を活用しホテル運営を支援する補助金を本日、補正予算案として提出したところです。  今後の見通しについては、現在、ホテル建設に関する奨励金の問合せが数件寄せられており、インバウンドの拡大等、ポストコロナを見据えて新規立地に向けた動きが活性化しているというふうに思われます。このような動きを好機と捉え、これまで拡充してまいりました奨励金制度を活用し、関係機関と連携して情報収集や積極的な誘致活動に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  四番 若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)それでは、再質問をさせていただきます。順次行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、一項目めの周辺地域対策についてですが、一点目の分についてはですね、本当答弁にもありましたように、これまで多くの周辺部対策事業を行ってきているというふうには思います。  その中で、一番最初にありましたように、人口減少による周辺部の活動低下を防ぐために、県下でいち早く地域コミュニティ組織の設立を推進し、周辺部に今現在十九地区の組織が立ち上がり、市との協働により様々な施策を実施しているということは、私もよく存じているところであります。  しかし、以前一般質問等の答弁でも、中心部についても地域コミュニティ組織の設立を目指していくと言ったような記憶がございますが、そういった方向でよろしいのでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(時枝直美さん)まちづくり推進課長の時枝でございます。若山議員の再質問にお答えいたします。  平成二十一年の八月に策定した、宇佐市地域コミュニティビジョンでは、取組の対象として人口減少地域を優先し、将来的には市内全域に地域コミュニティ組織を形成するとしております。周辺地域対策として、先行して安心院、院内、そして旧宇佐の周辺部について地域コミュニティ組織を立ち上げ、問題解決を図ってまいりました。  そのような中で、周辺部の設立がほぼ進んだということから、今年度より中心市街地でのコミュニティ組織の立ち上げについて取組を始めたところでございます。中心市街地においては、周辺部との地域課題が異なる部分はありますけれども、多様化する地域の課題について、地域と行政が協働により解決していこうとすることについては、基本的には同じだと考えております。  コミュニティ組織の運営交付金事業は、設立運営の基礎部分を支援する交付金でございます。世帯数に応じて上限額の設定はありますけれども、基本的には、周辺部でも中心市街地でも同様というふうにしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)今の答弁にありましたように、全市的にコミュニティ組織を広げていくというのは、それぞれに地域課題があり、それぞれの地域でですね、いろいろ検討して、市と協働して問題解決、課題解消に向けて取り組んでいく、大賛成であります。  しかしながら、これまで周辺部対策の大きな柱として取り組んでいただいた、いわゆるまちづくり、地域づくり協議会等についてはですね、もう全く中心部と同じような取組がなされるということであれば、周辺部対策とは捉えられなくなってしまうのではないか。それならば、この、まちづくりコミュニティ組織は、もう全市的なものとして、新たに、周辺部のまちづくり組織と協働して、いろいろできる周辺部の対策・施策をきちっとまた考える必要があるのではないか。  そういうふうに思うのですが、市の認識はいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(時枝直美さん)若山議員の再質問にお答えいたします。  周辺地域に対しては、総合計画や過疎地域の持続的発展計画によって、全庁的に取り組んでおります。  確かに議員言われるように、中心部と周辺部の部分では、やはり取り組むべき内容が違う部分はあるかと思いますけれども、これまでのまちづくり協議会等の活動とか、あと運営状況を踏まえて、周辺地域にどのような支援が必要かというものも今後検討しながら、また、地域の方々、まちづくり協議会、周辺部の協議会の方々の御意見も伺いながら、全庁体制でどのようなことができるかということは調査研究をして、支援してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)課長の答弁いただいて安心したんですけど、まさしく今、やっぱり人口減少による集落経営というか集落維持、そういった部分が一番影響を受けている、一番課題となっている部分が、周辺地域だというふうに思いますので、それぞれの十九組織が出来上がったということで、より密に、今十九組織、できたら二十組織というふうになると思うんですが、周辺部対象の組織がですね。  もっと細かくそれぞれに何が課題なのかというのを、もっともっと密に連絡を取りながら、新たな周辺部対策を模索していく必要があるのではないかと思っておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。  どうしても、まちづくり推進課だけの問題になってしまうと思うんですが、そうじゃなくて全市的にですね、いろんな方策を考えていただきたいというふうに思います。  当然中心部にもですね、例えば、その地域のまた中心にだけ人間が集まって、その地域の周辺部がどんどん人口減少が、なくなっているという事例もありますので、そこはそこでまた、きちっと議論していただきながら、それぞれの地域コミュニティに合った支援策、対策等を打ち出していただき、本来の周辺部対策についても再度構築していただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。  それと関連ですが、二点目の若者定住促進住宅の計画が停止したままであります。計画では、答弁にありましたように西馬城地区、深見地区に建設予定となっておりますが、どういった状況か、再度御説明をお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(時枝直美さん)若山議員の再質問にお答えいたします。  先ほども答弁に申し上げましたけれども、平成三十年二月に策定をいたしました第二期若者定住促進住宅の整備方針では、令和元年度に西馬城地区での建設を計画しておりました。その当時、西馬城の地域づくり協議会の方々が主になって用地の選定をしていただいたということで、複数の候補地を上げていただきまして、市のほうも入って検討してまいりましたが、学校から遠いとか、造成にすごくお金がかかるなど様々な問題によりかなわなかったという経緯がございます。  現在は、空き家を活用した子育て世帯用に改修する費用を補助する事業の活用も検討しながら、若者定住促進住宅建設に向けての用地の選定を引き続き行っているという状況でございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)今後も建設に向け、地元というか地域と協議しているということでありましたので、ぜひお願いしたいと思いますが、これも先ほど言いましたように、やっぱ中心部では、すんなり建設が進んでいたのかなというふうにも思います。  農振除外等を含めて、やっぱり周辺部では建設用地の確保、宅地化ですね、そういった部分、西馬城について言えば、どうしても家のほうは山手というか山づきになって、立派な土地というか活用できる土地はどんどん田んぼにしていって、先代からの土地をずっと作ってきたということでございます。  そうすることによって、逆に農振がかかって宅地化しづらい。どうしてもまた周辺に家が集まりやすい。中心部では、商業地域とかですね、都市計画開発区域とか、いろんな部分で宅地になりやすい条件がそろっていくわけですが、周辺部では、宅地についても、そういった状況でなかなか許可が下りない。  だったら、さっき言いましたけど、担当課だけではなくてですね、市の方策・計画ですから、市全体を挙げて何かできないか。宅地化、あるいは宅地化じゃなくてもですね、いろんな方策が、担当課だけでなく市全体で周辺部を盛り上げる施策をつくるんだというふうな部分が、感じられないということでありますけど、そういった状況はありますでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(時枝直美さん)若山議員の再質問にお答えいたします。  用地を選定するに当たっては、これまでも様々な問題が生じておりました。先日、地元区長さんにお集まりいただいて、用地の選定をお願いするとともに、いろんな御意見も伺いました。  そういった中で、やはり住宅を建設に向けての場所というのは、なかなか難しいなというふうには感じておりますが、区長さん方のお話を伺う中で、やはりいろんな災害の心配のない場所とか、そういった部分を考慮するときに、本当に様々な課題が発生するなというふうには感じております。  市の中で連携を図りながら、そういった課題を解決に向けていけるようにですね、まず場所を決めてからその課題について、どういった課題があるかということを検証しながら、各課の中で一緒になって建設に向けて解決を図っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)やはり市の施策計画というのは、担当課が当然主体になっていくべきものであると思いますが、市の計画であります。市全体で考えて、様々な部署と連携してその計画実行に向けて取り組んでいただきたい。それをお願いして、この項目を終わります。  次に、二項目めの物価上昇に対する農林水産業者への支援ということでありますが、答弁に園芸農家や漁業者、乾燥シイタケ生産農家に対する支援を行うとありましたが、対象者や予算額について再度伺いたいと思います。農政関係、水産関係お願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)農政課長の久保でございます。若山議員の再質問にお答えいたします。  今議会に、補正予算案に提出させていただいております園芸作物資材購入等補助事業ですが、令和三年分の申告として、園芸作物の年間売上金額が百二十万円以上、一千万円未満の農家の方々に上限五万円、一千万円以上の農家に上限十万円を補助することとしております。なお上限額を二千七百万円としておりますので、超過した場合は超過分を減じて補助したいと考えております。  この補助事業につきましては、農業の形態には、米・麦・大豆を主体とする土地利用型農業等と、いろいろな農業形態がございますが、園芸農業で使用される肥料、農薬、マルチなどビニール資材は、近年特に価格が高騰しており、農業経営における物材費の割合が非常に高く、経営を圧迫する大きな要因になっているものと考えているところから、今議会に補正予算案を提案させていただいているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)林業水産課長。 ◯林業水産課長(木下富喜君)林業水産課長の木下でございます。若山議員の再質問にお答えします。  漁業者支援分といたしまして、補正予算に提案している予算額につきましては、八百二十三万五千円となっております。補助対象者につきましては、県漁協宇佐支店の正組合員百一名となっております。  内容につきましては、先ほど答弁の中にもありましたとおり、今年度の漁業行使料の三分の二の補助、七月から十二月までの燃油代の一リットル当たり十五円の補助、及び魚介類出荷資材経費の二分の一の補助となっております。  また、シイタケ生産者支援といたしまして、補正予算額百二十万円となっております。対象につきましては、宇佐市椎茸栽培推進協議会の会員六十九名が対象になります。  内容につきましては、三万駒以上の生産者に対して、三万駒を超える種駒に対して一万駒当たり一万円の補助をする、一人当たりの上限は十五万円となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)ぜひ、そういった部分を広げていっていただきたいと思うんですが、国や県のほうでですね、さらにまた拡充したというか、燃料高騰とか物価高で、今対策を検討しているというような報道もあるんですが、そういった方向は、実際、状況的にはどうなんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)先般の国が示しました原油価格・物価高騰総合緊急対策、そういった中に国のセーフティネットに係る部分の、先ほどの答弁でも申しましたような、積立金の積み増し等々の内容は精査し提案されているところですが、今後の状況につきましても、資材の高騰、それから肥料の高騰等は高止まり、そういった傾向が続いていくだろうというようなことが見えているところです。  各方面の農業関係者の方々からお声を聞いているところは、特にそういったものとしては、肥料の価格高騰等に対する、国のほうにあります配合飼料に対するセーフティネットといったものは制度化されているんですが、肥料等に対しても、そういった国におけるセーフティネットが大変待ち望まれているといったような声を受けて、国のほうとしても参院選後の補正予算等々で検討に入るというような情報は聞き及んでいるところです。  また、現在、県のほうでも六月議会が開催されておりますが、県においても、先ほど申し上げました配合飼料、畜産農家に対する配合飼料の積立金の、要は国と加入者で応分を提供しますが、その加入者負担が若干今年度から負担金のほうが上がっております。その上がっている負担金について、国が基本の部分を出しますので、県のほうがその上昇分についてというような議会の提案内容のようなところは聞き及んでいるところです。  また、その他もろもろの物価それから燃油等々の高騰につきましては、国、県、その他各方面の動向に注視し、市として何ができるかというような点から動向を注視していきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)ありがとうございます。そういった形で、ぜひずっと注視しながらですね、市で何ができるかということも、随時探っていっていただきたいと思いますし、農業関係で言いますと園芸作物に対する支援の部分としてはよく分かるんですが、話の中にもありましたように米・麦主体の農業者に対する施策という部分が少し手薄かなというふうには思っております。  今から国の動向、県の動向を注視するということでありましたので、米・麦でですね、大きな農家はもとより兼業農家といわれる勤めながら農業されている方々等ですね、そこら辺まできちっと考えていただかないと、その人たちを含めて宇佐市の農業基盤が、できていると思いますので、ぜひとも視野のよい、裾野の広い支援、援助になるようお願いをしておきます。
     また、県の事業でも免税軽油制度があると思うんですが、そういった部分についてもですね、御存じのない農業者の方もいると思いますので、ぜひ県と一緒になってですね、周知徹底をしていただきたいと思います。  続いて三項目、市内の宿泊施設の減少についてでありますが、宇佐ホテルリバーサイドについては、当面の間、委託運営をするという見込みができたということでありましたが、従業員の方々は引き続きということでよろしいんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)商工振興課長の中園でございます。若山議員の再質問にお答えをいたします。  今後の雇用の見通しですけども、宇佐ホテルリバーサイドで業務に従事されていた方につきましては、新運営主体の宇佐商工会議所で可能な限り継続して雇用したいとの意向ですけれども、今後の雇用につきましては、業務の開始に向けて調整中とのことでございます。  短期の運営となる見通しでありますけども、現在数名の方が継続の意向を示されているとはお聞きをしております。  現在のところ、当課それから関係機関等への相談など、目立った動きは確認をできておりませんけども、今後も引き続き情報収集に努めまして、ハローワークなど関係機関との連携を密にいたしまして、相談等があった場合は迅速に対応するなど、市としても最大限努力してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)よろしくお願いします。宇佐ホテルについては、そういった形で委託事業を行うということでありますが、それ以前にグリーンパークホテルうさに関しては、委託の運営等の議論にはならなかったのでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。若山議員の再質問にお答えいたします。  今回は委託という形ではございますが、実質的にはですね、商工会議所が相次ぐ市内のホテル撤退を受けまして、市内経済の悪影響を考慮し、期間限定で、ある意味主体的にですね、運営継続を図るという緊急的な措置ではなかったかと思っております。  グリーンパークホテルうさの閉館時についてはですね、まだコロナの初期で先行きが全然見通せない中でございましたので、緊急措置というよりは後継者探しを含めてですね、あくまで抜本的な問題解決を図るというスタンスで協議・検討を行ったというところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)今回については、これ以上の宿泊施設の減をさせないように、商工会議所等が動いていただいたということでよろしいんですかね。  いわゆる宿泊施設の減少は、本当に答弁にもありましたように大きくいろんな面で打撃を与える分でありますので、ぜひとも何らかの対策が必要だと思いますが、少し問合せ等も来ている状況だと。コロナ禍の中ではありますが、問合せも数件寄せられているという状況であるということで、少し明るい光を見るところでありますけど、私が思うに、やっぱりホテル誘致については、恐らくそういう点は、こういう撤退があるということは、ほかの市町村と比べて違った課題を抱えているのかなというふうにも思っております。  駅から遠いとかですね、いろんな部分があると思いますので、それもグリーンパークホテルうさのときに様々な課題が上がってきたと思うんですよ。それと併せてですね、じゃあその課題解決に向けて奨励金以外に何か市として支援ができないか、そういったことも考えることが急務ではなかろうかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)商工振興課長。 ◯商工振興課長(中園浩一君)再質問にお答えをいたします。  今後の課題でございますけども、例えば交通の関係でありますとか、そういったことが考えられると思います。今回の休館につきましては、コロナの収束の見通しが立たなかったことも大きな要因でございますけども、そういった今後の課題等を整理しましてですね、必要な対策について調査・研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)それでは、次に、四項目めの小中学校の教職員等の配置状況についてお伺いをします。  具体的に七名と会計年度任用職員十四名ですかね、が配置されていないということでありましたが、充足されていない状況がある学校ではどのように対応がなされているのか。  聞くところによると、聞くところというか私も実際学校等でお聞きしたところ、校長先生や教頭先生などの管理職が授業を行って対応したりしているというふうに聞きます。こういったことで学校運営等に支障はないのか、お伺いします。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)学校教育課長の都でございます。再質問にお答えします。  今現在、議員がおっしゃるように不足のところにつきましては管理職が授業を行うこと、それから担任以外の教員がおりまして、そういうところの授業を持つことで学校運営をしているというところでございます。運営に支障のないようにというところで、学校長が責任持ってしているところはあると思いますけれども、非常に厳しい状況にあるというのが現状です。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)正規、会計年度職員合わせて二十一名が足りないという状況だということで、もう非常に危惧するところでありますし、また、そういった状況の中、育休あるいは、出てはもらいたくないですけど病休等々、そういった対応も考えなければならない状況ができてくるのかなと。  現場の教職員等は、まだまだそれ以外にもですね、多くの業務も抱えており、もっと人員不足の状況が出るのではというふうに、日々不安だらけになっていると思いますが、その辺の状況はいかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)お答えします。  今現在、病気休暇の方、それから産育休の方につきましても、今から出ると、なかなか補充が厳しいということの現状もございますので、今私どもでも様々ルートを探りながらですね、声かけをしているところでございます。  また、免許の更新について、少し廃止という方向がありますので、休眠しているような方々にも今後声をかけながら、少しでも補充ができるようにというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)市教委の取組、あるいは、いろんな部分についてですね、近くで見ていると、言い方おかしいんですけど、当然、市の中でありますから、いろんな現場から実際、複式学級対象の教職員についても、財政と掛け合って、地域の子供は地域で育てる、そういった趣旨に沿ってですね、配置できている、予算確保できている、そういった努力はそれぞれの学校からお聞きするところです。  しかしながら、予算確保できているけど人員が足りない。これはもう市教委だけの問題ではなくというか、もっともっと教職員の採用に、実施主体である県教委がどういうふうに思っているのかなと。これまでずっと定数が足りていない状況の中で、県教委として何らかの対策が取られているのか、また取っていただくよう要望しているのか、お伺いをしたいんですが。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)お答えします。  まず、県費負担教職員につきましては、県教委の所管ということがございますので、今の状況をお聞きすると、まずですね、採用試験を受けやすくということで、第一次試験の前年度一次試験の合格者を免除というところに拡充をしたり、それから二次試験のほうを教科指導の意欲や考え方を含めて評価ができるような面接に変えたり、それから特別選考のものを他県の教諭の三年目の受験まで可としたりというような、採用試験においての工夫をしていることが一点。  それから、退職者の意向を早めに調査して、なるべく確保するということ、それから臨時講師の登録というところで呼びかけ等を行っているというような工夫をしているようであります。  市教委といたしましても、臨時免許等ですね、もう少しでも免許を持っている方をその現場のほうに入れられるように、一生懸命こちらも要望しているところでございますけれども、そういうところで少しでも採用が可能な人や、免許を持っている人を現場に送り込めるように、今後も要望してまいりたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)具体的に市教委の中での取組として、今も少し言われたとは思うんですが、各学校にどういった対応ができるのか。  例えばスクールサポートスタッフの人員を増やすとかですね、市全体として。もう実際、資格を持ってない方がいない、来れないという状況ならば、じゃあ、いかにして今の現場の教職員の負担を減す方策があるのか。そういったことも、単年・単年の計画になると思いますが、すぐにできる方策として考えるべきではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)学校教育課長。 ◯学校教育課長(都 昌子さん)お答えします。  今現在ですね、少しでも教職員の支援をというところで、例えばですね、草刈り等環境整備をするような学校用務員を増員したり、それから本年度より、年間一回ではありますけれども、教室のワックスがけや清掃等、教職員が今まで担っていた部分を支援するところ、それから学校の状況に応じてではありますが、特別支援教育支援員の配置、それから困りに対応するというところで、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーを状況に応じての配置と考えております。今もしているところでございます。  それから、スクールサポートスタッフと学習指導員につきましては、これは県教委等との連携とはなりますけれども、状況に応じた配置ができるように、まだ今交渉しているところもございますので、今後また考えてまいりたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)ぜひ定数が足りていない学校に対してですね、きめ細かく何ができるのか、お互いで相談、協議し合ってですね、対策を進めていただきたい。一番強く感じるのは、もう本当に県教委に対して様々な方策を取るように要望していただきたいと。  いつも試験のたびに聞くのはですね、十年三地域の撤廃。これによって、やっぱり受験、大分県を敬遠する人は多いというふうに聞きますので、そういった撤廃等についての要望等も、要望というか、それが本当に必要なものなのか、今現在どうなのかということを、これを導入したときは当然必要だったというふうに思いますが、今の状況の中でどうなのか、それを含めてですね、再度協議していただくよう県教委にお願いしていただきたいと思います。  教職員の負担軽減を図らなければですね、さらに教職員を希望する若者が減少して定数を充足できない悪循環に陥っていくと、これを引きずっていくというふうに思いますので、早急にあらゆる対策を研究とともに検討し、実施すべきだと要望して、次に移ります。  最後に五項目め、自治体職員に対するカスタマーハラスメントについてですが、今現在これに特化したマニュアルということはあるのでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)総務課長の後藤です。再質問にお答えします。  カスタマーハラスメントに特化したマニュアルにつきましては、作成はしておりません。市職員のハラスメント防止規程、それと市不当要求行為等防止対策要綱に基づき対応をしているところであります。  また、厚生労働省が企業向けに作成しましたカスタマーハラスメント対策企業マニュアルも、参考にさせていただいているところであります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)一般質問の最初のほうにも入れさせてもらいましたけど、市民からの苦言あるいは提言、要望が、これ重要なものであります。  ぜひとも、そういったものとですね、カスタマーハラスメントをきちっと分けれるだけのですね、きちっと区別ができる、そういったマニュアルがなければなかなか進まない。全部が全部悪いということで片づける話ではないのでですね、基本的には苦言、提言受けて、きちっと市政に反映するべきものだというふうには思っております。  度を越した部分に対してどうするかということが問題でありまして、ぜひ、職員と一緒にですね、一番はその受けた職員を一人にしない、周り全部でサポートする、そういった体制をつくっていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総務課長。 ◯総務課長(後藤 優君)お答えいたします。  もう議員言われるとおりだというふうに認識しております。対応する職員を一人に孤立させることなく、組織全体で対応していきたいという、初回答弁のとおりの気持ちでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)若山雅敏君。 ◯四番(若山雅敏君)また、アフターフォローについてもですね、十分お願いをしておきたいというふうに思います。  カスタマーハラスメントについては、全国的な事案の中に、議員からのカスタマーハラスメントも散見されるといった事例もありました。私自身もですね、内容や言い方がひどければ、捉え方によればハラスメントに受け取れる要素もあるとは思いますので、十分気をつけていきたいというふうに思っております。  以上で私の一般質問を終了いたします。ありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で若山雅敏議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。  なお、再開は二時一〇分といたします。  休憩します。                 休憩 午後二時〇〇分               ──────────────                 再開 午後二時十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を続行します。  十八番 高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)皆さん、こんにちは。十八番の高橋宜宏です。プライベートなことなんですけれども、去る五月の二十九日、私はいよいよ七十の大台になりました。古希と言いますよね。  この七十のことを先人たちがどう言ったかというのを考えてみたらですね、これは一番有名な話では中国、春秋戦国時代ですから今から約二千五百年前の孔子は、論語の中でこういうふうに言ってますよね。「吾十有五にして学に志し、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う」。そしてこの七十については、「心の欲する所に従えども矩を踰えず」と。  自分の思うとおりに行動しても人の道を外れないということなんですけれども、私は七十になってですね、しょっちゅう、矩を越えっ放しで超えているんで、ちょっと孔子の時代と今の時代違うのかなと。  もう一つはですね、これは八世紀の盛唐時代の詩人で杜甫。杜甫というのは聞いたことがあると思いますけどね。曲行という詩の中で、「人生七十古来稀なり」、こう言っていますよね。古希というのは、実はこの杜甫の曲行の一節を引用して古希と今言っているわけですけれども。これもですね、今、石投げるとね、七十以上のおいさん、おばさんにすぐ当たるんですよ。ということは、これもね、「古来稀なり」なんていうのがちょっと私にはぴんとこないですね。  ところが、昨年だったと思うんですけど、このウサノピアに綾小路きみまろが来ましてね、スーパーライブ、私行ったんですよ。あのときに綾小路きみまろが言っていた「古希になって体がコキコキいい始めて」。これね、私、実感としてあるんですよ。最近も体がコキコキいっている。だから、私は孔子とか杜甫よりも、この綾小路きみまろに共感を今抱いている昨今であります。まあ、何ということはないんですけれども。  今回は、市政一般について三項目ほど質問をしたいと思います。  まず、第一の質問は、中山間直接支払制度の交付金受給疑義問題についてです。  昨年七月、全国紙の一面トップで市内某地区での中山間の交付金受給疑義問題が指摘されました。これを受け、令和三年九月定例会で、直接支払制度における院内町の二地区の不透明な交付金の支払われ方について問題提起をいたしました。このとき、B地区に農水省から依頼を受け、県が八月二十六日に調査に来たとの答弁がありました。  さらに、代表者が管理者に内容の証明をしたのかどうか、交付金の使用方法、協定における施設や機械の利用状況が主な調査内容で、四期と五期の役員五名を対象に聞き込みを行ったとの答弁がありました。  あれから九か月ほど経過いたしましたが、調査結果はどうなったのでしょうか。  第二の質問は、養豚場問題についてです。  平成三十年九月定例会の一般質問で、養豚場が汚水の放流許可を取得しないまま違法に用水路に垂れ流している問題を指摘して以来、早三年九か月が経過いたしました。  昨年の十二月定例会一般質問では、放流許可申請の再提出について、「提出期限である本年、これは令和三年のことですが、本年六月三十日までに申請書の提出がされなかったことから、七月六日付で申請書の提出依頼を行った、その後、提出期限である九月三十日までに提出されなかったため、申請に必要な排水計画等について事前協議を行っているところだ。また、放流許可申請の添付書類として地元の同意書等が必要なことから、地元「東・納持の環境を守る会」と業者との協議の場の設定について調整を図り、申請書を提出するよう指導を行っていきたい」と答弁をいただきました。その後どうなったのでしょうか。
     次に、一部豚舎と工作物三基の建築確認申請が提出されておらず、宇佐市が違法性を確認して、これも早三年になろうとしています。昨年十二月定例会一般質問の答弁では「是正計画書」を十一月十八日を期限として求めたが、提出されなかった。十一月十九日付で建築基準法に適合していない違反建築物として指導していく旨の通知を行い、併せて是正計画書及び擁壁関係規定適合確認書を令和四年二月末まで提出するように指示した」とのことでしたが、これもその後どうなったのでしょうか。  最後の質問は、ごみ問題についてです。  四月一日にプラスチック資源循環促進法が施行されました。プラごみ汚染の拡大抑制は待ったなしで、官民を挙げた意識改革と取組が必要です。政府は現行の容器包装リサイクル法の対象外である製品も収集する一括回収も導入し、再利用を促進しようとしていますが作業は地方自治体の業務となるようです。  県内で一括回収をしているのは津久見市と豊後大野市だけで、容器包装プラだけ分別収集しているのは大分、中津、臼杵、竹田、由布の五市。宇佐市を含む残る十一市町村は分別せず可燃ごみとして集めている状態です。  宇佐市は、新法施行を機に一括回収に向けてかじを切るおつもりはございませんでしょうか。  次に、令和三年十二月定例会で中村議員が紹介したスーパーボランティアの速見正次さんから聞いたゆゆしい問題です。  速見さんは、宇佐市の砂浜を昔のきれいな白砂青松に戻そうと、海岸線約十五キロを十四年間の長きにわたってごみ回収に取り組んでいます。集めたごみ百トン超、活動時間は八千四百時間を超えているといいます。  その彼や活動仲間から聞いた話で最もショッキングだったのは、和間海岸、東浜、郡中海岸、高砂海岸など広範囲にわたる砂浜が、犬や猫などペットの墓場になっている問題です。中には、ペットの共同墓地化しているところもございます。  今後、宇佐市はどんな対策を講じるおつもりなのでしょうか。  以上で、最初の質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、高橋宜宏議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十八番 高橋議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、中山間直接支払制度の交付金受給疑義問題について、院内町の二地区(A地区とB地区)の不透明な交付金の支払われ方について、県の調査結果はどうなったのかについてでありますが、県による八月の調査以降、市としても国、県の指導を仰ぎながら調査を進めたところ、B地区で約百七十八万円の過大支出の疑義が判明をいたしました。  この点につきましては、B地区も交付金について不適切であったと認め、一月十一日付の文書では交付金を返還したい旨の意思が示されましたが、市としましては、外部の視点による検討が必要と考え、弁護士、税理士、学識経験者による第三者委員会を設置し、精査いたしました。その結果、市の試算どおり百七十七万七千七百五十円が過大にB地区から支出されていると結論づけられ、国・県と協議した結果、B地区から自主返納させることとなりました。  なお、B地区の返納に関しましては、令和四年三月議会提案の補正予算に計上し、議会の議決を得て、三月三十日にB地区から市へ返納手続が行われたところであります。  また、第三者委員会はA地区を含む他の取組地区についても精査をいたしました。その結果、書類の作成漏れ等が散見されたものの、不適切な交付金の支出は確認されなかったとの報告を受けております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目め、養豚場問題についての一点目を、院内支所長 後藤博文君。 ◯院内支所長兼院内支所地域振興課長(後藤博文君)皆さん、こんにちは。院内支所長の後藤でございます。十八番 高橋議員の一般質問にお答えします。  二項目め、養豚場問題についての一点目、放流許可申請について、その後どうなったかについてですが、昨年十二月二十一日付で再度申請書の提出依頼を行い、この際に必要となる地元同意書について、本年一月に地元「東・納持の環境を守る会」と業者との協議の場の調整を図りましたが、業者側から不参加の申出があり協議には至りませんでした。  その後、提出期限の本年三月二十五日までに申請書が提出されなかったことから、業者へ申請書の提出について六月三日付で通知をしたところです。  通知書には期限までに提出がない場合は、勧告に移行する旨を記載しており、引き続き業者へ申請書を提出するよう指導を行うとともに、業者と地元との協議が再開できるよう、調整に努めていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目め、養豚場問題についての二点目を建設水道部長 大木敏之君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(大木敏之君)皆さん、こんにちは。建設水道部長の大木でございます。十八番 高橋議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、養豚場問題についての二点目、違反建築物に対する是正計画書等は、その後どうなったかについてですが、議員御指摘のとおり、本年二月二十八日を期限とした養豚場に築造された擁壁の是正計画書の提出を求めたものの提出に至りませんでした。  その後、四月十九日付で進捗状況を聴取するため来庁するよう要請しましたが、応じなかったため、五月二十三日を期限として、再度是正計画書の提出を求めるとともに、提出がない場合は勧告する旨の通知をいたしました。  しかし、提出がなかったため、五月二十五日付で該当擁壁について、本年十一月三十日までに建築基準法に適合させるよう勧告を行っております。  今後は、進捗状況の報告を定期的に求めながら、是正に向けて取り組んでまいります。また、豚舎については、引き続き建築基準法第十二条第五項に基づいた報告を求めてまいります。  以上で答弁を終了いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目めのごみ問題についてを、市民生活部長 久保文典君。 ◯市民生活部長兼市民課長(久保文典君)皆さん、こんにちは。市民生活部長の久保でございます。十八番 高橋議員の一般質問にお答えします。  三項目め、ごみ問題についての一点目、プラスチック資源ごみの一括回収についてですが、現在、ごみの分別については、燃やせるごみ、燃やせないごみ、粗大ごみ、資源ごみの四種、十七品目に分別をしています。資源ごみについては、アルミ缶、スチール缶、瓶・ペットボトル、新聞類、雑誌類、段ボールの六品目を定期で、紙パック、廃食用油、乾電池、蛍光灯、古布類、白色トレー、小型家電、羽毛布団の八品目を本庁、支所、出張所及び各小学校区等に設置した拠点にて回収し、リサイクルの推進に努めているところです。  本年四月にプラスチックごみの削減や資源循環を目指した、プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律が施行され、市町村は、プラスチック使用製品廃棄物の分別収集及び分別収集物の再商品化に必要な措置を講ずることが努力義務となりました。  議員御指摘のプラスチック資源ごみの分別収集の変更等については、受入れ施設の整備、新たな収集体制の構築などを行う必要があります。  今後、広域ごみ処理施設の供用開始を控えていることから、宇佐・高田・国東広域事務組合や他の構成市と協議を行いながら、今後のプラスチック資源ごみに関する方向性を探っていきたいと考えています。  二点目、海岸がペットの墓場になっている問題への対策についてですが、動物の死体については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律において、一般廃棄物に該当すると規定されており、市では、ペットの死体につきましては、可燃ごみとして排出をお願いしているところです。  しかしながら、ペットの埋葬については、国会答弁において宗教的及び社会的慣習等により埋葬及び供養等が行われるものであるため、社会通念上、一般廃棄物には該当しないとの見解が示されています。  直ちに同法違反との判断は難しいところですが、軽犯罪法に規定する公共の利益に反して、みだりにごみ、鳥獣の死体その他の汚物または廃物を捨てた者に接触のおそれがあると考えます。  現在、市では不法投棄の未然防止策として、青パトによる監視パトロール、不法投棄防止の看板配布や監視カメラの貸出しにより、早期発見、発生防止に努めています。  今後の対策につきましては、海岸管理者や関係機関と連携し防止策を図るとともに、愛玩動物所有者等に対し、ホームページやSNS・広報を活用し啓発活動等を行っていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)それでは、順次再質問をしてまいります。  まず、第一は中山間直接支払制度についてですけれども、私昨年九月議会で、市内某地区での中山間の交付金受給疑惑を指摘したわけです。このときの答弁で、県が八月二十六日に当該地区に調査に行ったとの答弁でした。市も一緒に行ったとの由ですが、九か月ほどたったので、私五月十七日に、県の農林水産部地域農業振興課を訪ねて調査結果をお尋ねしたんですね。  その際に、自主返納という形で名目約百七十八万円ですか、宇佐市から大分県へ三月三十一日に振り込まれたという情報を、そのときに初めて聞きました。そのときに、地域農業振興課の課長以下四名が対応してくれたんですけれども、宇佐市の農政課から私に説明がなかったことに対して、「まだ報告してないんですか」と皆さん一応にあきれたというか驚いておりました。  この問題を指摘したのは実は私ですよね。私に全く復命も何もなくてですね、こっそり県に返して、一件落着なんていう雰囲気が、やっぱそういう構図があるわけですよ。  経済部長、あなたそこでそんなことをするんじゃなくて、何か私に言うことない。復命がなかったことに対して。 ◯議長(衛藤博幸君)経済部長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。高橋委員の再質問にお答えいたします。  復命がなかったことについての御指摘でございます。先ほど答弁で申し上げましたように、自主返納という形でありましたので、支払いできるように三月補正予算を計上してるところでございますけども、そして返還金については、そういった手続したわけなんですけども、実は会計検査等もされておりました。  こういった部分がありまして、議員に対して、こういった結果になったというふうには説明しておりませんけども、御質問いただいたことの件について、全てもうあらゆるものについて全部報告するということではないんですけども、今回議員から御指摘いただいて新聞報道等もありまして、こういったものになっておりましたので、議員に対して、そういった復命ないことで御不快な思いを与えてということに関しましてですね、申し訳なく思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)先ほどの若山議員が言っていた議員からのカスタマーハラスメントもあるとかいう話があるので、なかなかね、私もここの場でいろいろ言いにくいんですけれども、しかし、それは失礼な話でね。私が今回この場で質問するに当たって、ようやくヒアリングの際に聞いただけのことです。これ、失礼じゃありませんか。  市長、これね、やっぱり失礼なことですよ。もう是永市政の隠蔽体質というのが、みんなそう思ってるし私もそう思ってます。今回のこのことはね、市長、やっぱ今後の問題もありますしね、議会で問題になったことは、結果が出たらね、第三者委員会もできて報告書を出しているじゃないですか。結果が出たらね、その議員とか、例えば全員協議会でこうなりましたとかということはね、きちっと復命することを約束してください。どうぞ。 ◯議長(衛藤博幸君)是永市長。 ◯市長(是永修治君)高橋議員の再質問にお答えいたします。  このたびですね、御指摘があった高橋議員に御報告が遅くなっていたという点については、私も申し訳なく思っております。  私としては、三月補正に予算を上げておりましたので、その過程の中で御説明をしたものと私勝手にちょっと思っておりまして、ちょっとその辺のところはですね、ちょっと徹底不足だったかなというふうに思います。  今後は気をつけて、このようなことがないようにしたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)分かりました。今後はちゃんとやってください。  それからですね、県との調査は昨年八月二十六日に行われたということですけども、調査に来たのは院内町の当該地区、これまで議会で私はB地区と言ってるんですけれども、ここだけだったのか。それからまた、調査はこれのみだったのかをお尋ねいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)高橋議員の再質問にお答えいたします。  調査に来たのは、抽出検査として調査に来たのは、当該のB地区のみです。  以上です。 ◯十八番(高橋宜宏君)昨年の八月二十六日のあれ。 ◯農政課長(久保嘉久君)それとです、すみません、調査に見えられたのは、調査日ということで設定されたのは議員おっしゃるとおり八月二十六日です。その前後に、私どものところに情報を聞きに来たりとか、また電話とか文書でのやり取りで、二十六日の前段階として、これはどうなっていますかとか、調査後にこの点についてもう一度確認できませんかといったような調査は行われているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)昨年九月議会で、B地区の年間交付金は年間約百四十六万円で十年間の総額が約一千四百六十万円だったとの答弁がありました。そのうちの約百七十八万円ほどの自主返納ということですけれども、その積算根拠と自主返納の形にした理由をまずお尋ねをしたい。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)まず、返還金の中身について御説明させていただきたいと思います。  B地区、集落協定は、農地を管理するための取組として、協定と同一人物が代表を務める営農組合に対し、稲刈り及び乾燥調製を委託しておりました。その際、営農組合の取決めよりも高い単価で、農作業代金を中山間地域等直接支払交付金から支払っております。  通常営農組合が決め事として、稲刈りにつきましては、反当七千五百円のところ、交付金として反当一万六千円や一万五千円の支出をされているところです。また、乾燥調製につきましては、営農組合の取決めの一袋九百円のところ、交付金としては一袋一千円での支出がなされております。  作業料金につきましては、交付金による農地管理費として支払いを受けるため、組合員からは農作業代金は受領しないこととしております。  要は営農組合としては、中山間の交付金のほうで、その地域の組合の方々の作業代金を賄うということになっているんですが、その交付金の支払い額が、要は営農組合で決めた単価よりも基本的には倍の金額が交付金から営農組合に支払われているというような内容が視点となっております。  それからもう一点、そういうことで、営農組合の組合員さんは中山間の交付金で農作業代金を出すようになりますので、組合員からは農作業代金を徴収しないことになっているんですが、組合員二名の方から重複して農作業代金を営農組合のほうが受け取ったということになっております。  以上の二点で中山間直払いの交付金が、過大に営農組合のほうに支払われたというということで、その点についての返還額が、先ほど申しました百七十七万七千七百五十円で、年度別では、平成二十八年が二十八万八千七百五十円、平成二十九年度分として三十六万九千九百円、平成三十年度分として五十五万六千三百五十円、令和元年度分として五十六万二千七百五十円になっております。  なお、その四年間という分につきましては、B地区につきましては、令和元年度までの四期対策に取り組んでおり、四期対策の間が調査対象となっておりますが、中山間の直払い交付金の証拠書類の保存期間は五か年となっておりますので、遡ること第四期対策の元年、三十年、二十九年、二十八年度が返還金の対象期間となっております。  それから、自主返納になったというところなんですが、八月二十六日以降の抽出検査におきまして、運営上の問題について指摘等々を受けまして、集落より自主返還の申入れがあったためということが理由でありますが、これにつきましては、県・国にも確認を行っております。  また、先ほど述べましたように、第三者委員会において、弁護士を含む委員三名の方に意見を諮り、自主返還について問題ないと伺っているところです。  また、先ほど部長のほうからありましたが、当初令和四年の二月に、この交付金の件について会検を受ける予定でしたが、五月に延期となりまして、その点につきましても会計検査院のほうの調査を五月に受けまして、このような返還についての問題はないというような回答をいただいているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)私もこの報告書をつぶさに読んでますから、ある程度の内容は分かります。ただ、もっと違う内容の話も地元の方に直接私聞いているんですけどね、その地元の方の数字も概略なんで、ちょっと一応皆さん方に聞いてもらいます。  まず、水資源の通帳に使途不明金が三百四十万円ほどあったといいます。それともう一つの通帳、これ多面的機能交付金に一年分の交付金、約七十数万円残っていたと。  この地区は中山間以外に多面的機能支払交付金事業をやっていましたが、もう参加者が、もうやめたいということになったんで、五年セットの契約を中途でやめるので、これまでの二年分を国へ返還することになった。これが七十一万九千円掛け二年で合計百四十三万八千円。残り約二百七十万円をここの地区に入れたと。  こう聞いているんです。これは本当ですか。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)お答えします。  議員がおっしゃられましたように、多面的の分については、もう年度途中、年度途中というか期の途中でやめましたので、二年間分は返還をなされております。その後の通帳云々のところについては、私どもとしては把握していないところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)まあ私はそういうふうに、直に聞いています。だから私ね、確認したいんですけど、返納した百七十七万七千円というのが、誰が出したかちょっとよく分からないんですが、誰が出したんですか。
    ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)お答えします。  私どもとしては、役員さん含めたところの意向で、そういったことの返答があってるところで、誰が返したかという点につきましては、納付書等々はその集落協定の代表者で返納がなされているところです。ですから、納付書というか、その名義上はB地区協定何々代表の何々さんという格好で返納がなされているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)さっき言った、私が地元の方に聞いた金額はアバウトだけれども、大体それで間違いないと思うんですよ。地域に残りの約二百七十万円をくれたと、地域にね。  だけど、この百七十七万七千円というのはないわけなんです。だからどっかから出さないと返納できないんですよ。これを誰が出したかというのは、あなたは知らないんだったら私がここで言いましょうか。ね、これは代表者の奥さんが「うちで出します」と言ったというんですよ。どうか知りません。私現場にいたわけじゃないから、分かりませんが、その地域の人はそう言っています。それは、そういうことなんですよね。  第三者委員会を設置したと、さっきから言ってますけれども、これはいつ設置したのか、構成メンバーは。構成メンバー言ってましたね。それから、設置理由もさっき言ったのかな、うん。市長へ報告書を提出した時期はいつですか。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)お答えします。  設置、設置自体はですね。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)設置じゃない、報告したのは三月三十日になっていました。  次に、行きます。  B地区の代表者は、有印私文書偽造・同行使罪、国・県・市に対する詐欺罪も考えられる、弁護士にも相談すべきと申し上げたんですけども、この回答はどうだったんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)はい。これも国・県等々と協議し、指導を受けたんですが、まず、文書偽造になり得る等々につきましては、協定書の構成員欄に勝手に押印されていたとの疑義があるが、押印の確認については県が主体となって調査を実施しており、構成員の中には自ら押印した、同意の上で代表が押印したとの意見もあれば、押印した記憶がないとの意見もあり、意見の食い違っている部分の立証は現実的には困難であり、また県がそれを立証する権限もないため、判断はできないとの見解であったというような方針をいただいております。  また、市につきましては、これ以上の調査は困難であると考え文書偽造に当たるかどうかの判断はできないと考えております。  それから、協定書の整備協定農用地の管理等は適正に行われており、疑義問題については集落内部の営農組合の運営についての問題であるため、詐欺罪等には該当しないと思われるということで、そういう結論もいただいているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)私の考え方とは違うんですが、弁護士さんなんかが言った意見を参考にするんであれば、私がこれ以上申し上げることはありません。  この問題が起こった地区に、その後、説明会等開いて説明してるんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)中山間につきましては、直払制度につきましては、新しい役員、またそれから新しいメンバーで行っておりますので、そういった方々に対しては中山間制度の説明を重々行っているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)あの地区で迷惑を被った人たちに説明したのかと言ってるけど、してないんでしょう。おかしいじゃないですか。これ最低限、私に復命するのと、その地区の人たちには説明しないと駄目でしょう。  言いなさい、何か。弁解があるなら。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)お答えします。  議員おっしゃるとおり、B地区の方々について経過云々というところはしておりません。役員の方々については、そういった格好で私どもとのやり取りをしておりますし、役員のほうからそういったところの合意形成に向けての話、それから経過については集落内できちんと話をしていくというような回答は受けているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)役員はね、首謀者とは言わないけれども、その人たちもいるわけでしょう。そういう人たちじゃない、やっぱり利用された人たちに説明しなきゃ本末転倒じゃないですか。もうやっぱりあなたたちはちょっとずれています、やっぱり考え方がね。  次に、行きます。時間がないから。  私が聞いたのは、村八分事件が起こったA地区、それから今回問題になっているB地区、それにさらにC地区がね、今県と調査をしてるっていうのは本当ですか。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)お答えします。  C地区という点が議員さんと私の思っているところで一緒であれば、今年度抽出検査の対象として、私どもも調査をかけようと思っているところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)その調査結果は出たのですか。 ◯議長(衛藤博幸君)農政課長。 ◯農政課長(久保嘉久君)お答えします。  抽出検査自体は、まだ行っておりません。現在は書類等々の精査をしているところで、実際の抽出検査という格好ではまだ行っていない状況です。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)会計検査院がさっき入ったという話を聞きました。私もちょっと調べたんですけど、五月十日から十三日にかけて、これ県に入ってるんですね。当該地区には入ってません。だから私は、本当にこれ調査になるのかなと。国の会計検査院もね。  で、もういわゆる自主返納でお茶を濁したという。だから、国も県も市もね、この問題をつまびらかにしたくないんだなと、私はそういう想像をしました。今後も、ちょっとこの問題を掘り下げてやっていこうと思います。  二項目めの院内養豚場問題についてです。  まず、放流問題。これはですね、いろいろ業者とやり取りをしてきたんですけれども、この院内支所と業者のやり取り、これは今まで文書とか電話とか対面とかいろいろあると思うんですけど、どれぐらいの回数行ってきたのか、簡単に言ってください。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(佐藤竜二君)院内支所産業建設課長の佐藤でございます。十八番 高橋議員の再質問にお答えします。  回数につきましては、平成三十年三月より本日までの間にしました文書十回、電話四十九回、対面三十七回、その際に手渡しでの文書のやり取りを五回しております。そのほかに、現地立会いを四回、三者協議を三回、うち一回は打合せとなっております。  以上であります。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)私はね、今まで院内支所のほうにもかなり厳しいことを申し上げてきたけど、やっぱり院内支所もね、一生懸命頑張ってるっていうことはね、今の答弁でも分かるんですよ。いけないのはね、この業者のほうなんですよ、ね。私はこれを皆さん方にもちょっとはっきり認識をしていただきたいというふうに思って、この質問をいたしました。  ところで、汚水の放流許可は養豚場にとって二つの問題を解決しなければなりませんよね。  一つは、他人の土地に許可なく汚水を垂れ流している問題があります。それと、下の用水路に放流するに当たり、地元区長のこれは許可が必要となります。したがって、当然といえば当然なんですけれども、守る会との話合いが必要になるにもかかわらず、全く協議に応じていないというふうに聞いていますが、これは本当なのか。本当なら、どれくらいの期間、全く応じてないのか。守る会との協議にね。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(佐藤竜二君)お答えします。  守る会、業者、市で行います三者協議につきましては、令和二年七月二十二日に開催し、その後、三者での協議は開催に至っておりません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)これ約二年間ということでいいですか、ね。  先ほどの答弁によりますと、六月三日に養豚場へ通知を出したと言われました。内容についても、もっと具体的に教えてほしいんですが。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(佐藤竜二君)お答えします。  内容につきましては、七月二十九日の正午を限度とし、放流許可の申請書の提出を求めたもので、もし提出されなければ、先ほどの回答で申し上げたとおり勧告へ移行する旨を記載しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)ちょっと六月三日から少し時間がたちましたけれども、この間、養豚場から申請書の提出、もしくは何らかの連絡はありましたか。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(佐藤竜二君)お答えします。  現段階での申請書の提出はありません。業者からの連絡はありました。内容につきましては、控えさせていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)これもあれですよね。これまでの擁壁の問題と同じで、全く養豚場の誠意が感じられない悪質なものだと思っていますが、九月二十九日の正午までに、これが提出されなければ、是正勧告書を速やかに私は出してもらいたいと思っているんですが、いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(佐藤竜二君)お答えいたします。  提出の意向がなければ考えていきたいと思っておりますが、引き続き、業者への申請書の提出をするよう指導するとともに、三者会議が再開できるよう調整に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)しっかりやってください。  二点目の擁壁の問題に参ります。  答弁の確認ですけれども、二月二十八日を期限とした是正計画書が提出されなかったと。四月二十七日までに呼出しをかけていたが、呼出しにも応じなかった。そこで五月二十三日を期限とする、是正計画書提出を求める文書を送付した。この文書には、提出されなければ勧告を出すとの一文もあったと。  これで間違いないですか。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)建築住宅課長の畑迫です。高橋議員の再質問にお答えいたします。  議員御指摘のとおり、これで間違いございません。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)ところが五月二十三日になっても是正計画書が提出されなかったので、五月二十五日に是正勧告書を提出した。これで間違いないですか。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)はい、間違いございません。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)放流の問題でも聞いたんですけれども、これまで報告書の提出や是正計画書等を提出するために、養豚場や建築士へ電話や文書、対面等でお願いしたのは、どれくらいの回数になるのか。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)平成三十年の五月からなんですが、指導回数は、電話が五十七回、これは相手が出た分で出なかった分とかはカウントしておりません。それから、提出依頼等の文書が十九回、建築士等の面談が七十七回となっております。
     以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)建築住宅課の努力もね、これまで厳しいことを言いましたけど、私は本当は認めてるんですよ。だけど、相手が相手ですからね。これはもう大変だなということは十分承知をしております。  勧告書の期限が十一月三十日までということですけれども、その具体的な内容は分かりますか。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)勧告書の具体的な内容ですが、擁壁について建築基準法施行令第百四十二条に適合するように求めております。その期間は、是正計画を作成することだけではなく、それに則り、建築基準法に適合するための施工期間を含んでいるために一応十一月三十日としております。  また、是正状況を二か月ごと、七月三十一日、九月三十日に報告するよう求めております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)六か月間の猶予を置いたということですけれども、私少し長過ぎる気がするんですけど、この間は具体的にはどうするの。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)六か月間という時期なんですけれども、一応施工を含んでいる期間でございます。  六か月は長いものですから、二か月ごとに定期的に進捗状況のほうを報告させるようにしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)十一月三十日までに是正されなかったら、違反建築物に対して特定行政庁が建築基準法第九条に基づいて、工事停止、除去、改築、使用禁止等を命じる、いわゆる九条命令を発令できるようになってますよね。  それから養豚場のケースは悪質無比で、三年になろうとしていますが、これまで、報告書も是正計画書も一切提出されておりません。十一月三十日までに是正されなければ、次の段階の是正命令へと移さなければならないと私は考えておりますけれども、特定行政庁たる宇佐市に、その覚悟がおありですか。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)違反建築物適正化マニュアルに沿って対応していくんですけれども、行政処分については、建築物等の安全性、人命及び周辺環境への影響と、再三の呼出しに応じない、虚偽の弁解を繰り返す等の違反者の行為の悪質性を考慮して判定してまいります。  期限までに対応できない場合は、建築主の対応状況により、催告を行うか、相手側が再三の呼出しに応じなかったり、違反事実を理解せず是正意思を示さないことがあれば、措置命令を行うことになります。  建築主には、違反の内容、法令等の趣旨、違反を是正することの責務を理解してもらい、違反者に対して、違反建築物の影響、事故の可能性、刑事罰や民事訴訟のリスク等を認識させ、是正に向けて粘り強く、また厳しく、厳正かつ毅然に取り組んでまいります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)もっと具体的にというか分かりやすく、是正命令を出した場合にね、どんなペナルティがあるのか。恐らくね、養豚場の方は見てると思うんですよ、このネット中継もね。どういうペナルティがあるのか。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)まず、命令が発令されますと、建築主には、建築士法に基づいた営業停止等の処分を受ける場合があります。  事業主に対しては、行政からは特にペナルティはないんですけれども、危険性や社会的影響等が大きい物件であることを第三者に知らしめるため、氏名・違反内容等が公示されます。  公示されますと、誰でも知ることになりますので、何かしらの事業の上での影響が出るおそれがあると思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)それから、これ簡単にお聞きしますね。  擁壁とは別に、豚舎の一部が建築確認申請を出さずに増設していた問題がありますけれども、昨年十二月定例会で一般質問の答弁で、「豚舎については、引き続き建築基準法第十二条第五項に基づいて報告を求めてまいります」と、さっきも同じような回答だったんだけど、これ具体的にどうかするというのはないの。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)はい。先ほど答弁の中でもお話ししたように、これからも擁壁と同様に粘り強く粛々と引き続き指導を行っておりますが、擁壁の指導と併せてですね、また粘り強くいきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)課長、期待してるんですよ、ね。しっかり頑張ってもらいたいと思います。  それでは、三項目めのごみ問題についてです。  これはちょっと、一点目と二点目を入れ替えます。時間のもう関係もありますので。  二点目の、海岸がペットの墓場にというところに参ります。  ペットブームと、今、核家族化によってペットが死んだときの対応が社会問題化しているなあと、最近思っています。でね、通常ペットのお葬式会社というのが宇佐市でもあります。和気議員のところもたしかやっていると思うんですけれども、大体ね、頼むと大きさとか内容次第で一万二、三千円から四、五万円かかるんですね。  一方、海岸の砂浜は簡単に穴を掘れて、ペットを埋葬するのに手間がかからないと。しかも、ただ。こうなってるわけ。ただ、砂浜にもちょっと難点があります。雨や風にさらされると簡単に死骸や骨が露出することになるんですね。  これまで速見さんが露出したペットの死骸を市の生活環境課のほうへ、毎回連絡してるというんですけれども、これまで片づけたペットの数は幾つあったのか。それから、その死骸はこれまでどうしたのか、お尋ねいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)生活環境課長の河合でございます。高橋議員の再質問にお答えいたします。  昨年ですね、当該ボランティアの方から連絡を受けて、ペットの回収に向かったというのは二件ございました。いずれも一般廃棄物として処理をしております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)今まで死んだのはね、死んで露出してるのは二件レベルじゃない、もっとたくさんあったというふうに聞いています。だから、それはもうそのまま風化したのか、カラスか何かが食べたのか分かりませんけれども、そういう状態です。  先ほども申し上げましたけども、日本の法律ではペットの遺体は一般廃棄物となっているんで、私も調べたんですけれども、自分の土地以外の場所に埋めてしまうと廃棄物処理法違反ということで、五年以下の懲役とか一千万円以下の罰金とか、またはこれらの両方が課される可能性もあるというふうに思ってたんですけども、先ほどの答弁では、ちょっと違うような答弁もありました。  ただ、いずれにしても軽犯罪法違反になるおそれがあるということですよね。軽犯罪法違反の第一条二十七項には「公共の利益に反してみだりにごみ、鳥獣の死体その他汚物または廃物を棄てた者」として、拘留または科料に処すというのがあります。  私はね、ちょっと調べて、宇佐市のホームページとか広報とかに載せる必要もありますし、砂浜の入り口にもね、こういう注意喚起を促す看板をやっぱり設置する必要があるんじゃないかなと思うんですが、いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)お答えいたします。  当該海岸部のほうに、海岸の管理者とともに現地を確認しに行きました。墓標と思われるような、簡易ではございますが木切れが立っておったりとかということで、許可なくそういうふうなことをするということは、やっぱり条例違反というふうな認識を持っております。  そういうふうなことを考えまして、私どもとしても一般廃棄物の担当、また河川管理の担当者という立場でですね、連携しながら、看板設置、また広報・SNS・ホームページ等でですね、注意喚起を促したいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)私は課長にもちょっと調べてもらいたい、聞いてもらいたいと言ったんですが、大分県の河川課や土木事務所へ、県下の海岸線を有する自治体へ現地調査を依頼したんですね。その回答は来ていますか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)お答えいたします。  宇佐土木事務所に確認をしました。先般ですね、大分県の海岸部で漂着物等の会議が県の管理者を集めてあったそうです。そのときにですね、宇佐の海岸で起こっている事象を説明して、情報共有を図っているというところでございました。  今現時点でございますけれども、そういった宇佐と類似した事象は起こってないというふうに伺っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)分かりました。引き続き、県のほうにはちょっと調査依頼を市議会でね、高橋が奇特に言ったということで伝えておいてほしいと思います。  ところで、先ほどの宇佐市のスーパーボランティアの速見さんなんですけれども、現在、ボランティアをしていて、悩みが二つあると。  一つは、ごみを幾ら集めてもそのまま放置されてて収集に来てもらえないケースがあるんで、ごみステーションが欲しいと。それと、ボランティア活動をしていると女性のボランティアもいるんで、簡易トイレ、常設でも移動性でもいいんだけど、トイレを設置できないかということを言っていましたので、それについてどうですか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)お答えいたします。  ボランティアの方が長年にわたり海岸清掃しているというふうなことは承知しております。現在ボランティア団体に対する補助金が県にも市にもございます。  そのボランティアの方がですね、どういった経過でどういったものが欲しいかというようなところを順序立てて御説明していただいてですね、その実情に合った補助金のメニューを紹介していければなという、それでボランティア活動が充実できればなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)ちょっと速見さんたちとね、話をして、聞いてみてください。  それから、市長にお願いしたいんですけどね、私は速見さんもそうなんですけど、過去ね、もう亡くなった方でボランティアに一生懸命長年携わってね、やってきている方を何人か知っています。  その人たちは、陰徳でやってるんですけれどもね、しかし、市にボランティアに特化したものでいいと思うんですけど、表彰制度があったらどんだけ報われたかなと思ってるんですよ。欲しいとは言わないでしょうけど、認めてやるってことは非常に重要なんでね。宇佐市でそういうボランティアに特化した表彰制度を考えてみたらどうかなと思うんですが、いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。簡潔に。 ◯生活環境課長(河合長彦君)はい、お答えいたします。  ボランティア活動は、手の行き届きにくいところも、いろいろ機能的に活動しているというふうに認識しております。今後いろいろ美化活動だけではなくて、福祉活動や災害支援とか、いろいろなボランティアの方がいらっしゃいますので、その辺の仕組みを関係各課と構築できたらいいなというふうに考えておりますので、その辺は、今後の課題というふうにさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)課長のおかげで、プラごみの問題を言えなくなってしまったけれども、広域圏の事務組合がありますから、一緒に協議してやってくださいね。  以上で質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、高橋宜宏議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は、明日十五日午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、ここで議会事務局長より発言の申出がありますので、許可いたします。  議会事務局長 尾方勇司君。 ◯議会事務局長(尾方勇司君)皆様、お疲れさまです。議会事務局長の尾方でございます。  議案質疑について、お知らせいたします。  議案質疑の通告は、六月十六日の午前十時までとなっております。議案質疑は、通告なしでも行うことは可能でありますが、的確な説明を求めるため、議案等に対する質疑がありましたら、できるだけ事前通告をお願いいたします。  なお、自己所属の常任委員会に関する議案につきましては質疑は控えると、内規及び先例に規定しておりますので、御注意ください。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、本日はこれにて散会いたします。長時間にわたり御苦労でございました。お疲れさま。                      散会 午後三時十二分 宇佐市議会...